7月28日 子の権現天龍寺
秩父神社の参拝を終え一路正丸峠方目へ正丸峠トンネルを抜けしばらく走ると「右折子の権現天龍寺」の看板通り右折して細い山路を走ります。最後の集落を抜け「子の権現天龍寺3km」の看板を鋭角に左折、路面に苔が生えるほど通行量の少ない獣道に近い山陰の林道を一気に駆け上がります。対向車がくればどちらかが数百メートルバックしなければならない道を登り切った先に天龍寺の駐車場が現れました。久しぶりの難所走行を終え駐車場からは徒歩になりました🚶御神木2本のうち一本は枯死しておりました。神仏習合を色濃く残す⛩️鳥居がお出迎えです。この先左右にお茶屋が有りますが老朽化が激しく現在営業しているかは分かりませんでした。参道をひたすら歩きます。やがて現れた仁王門の先に仁王さまのお姿茅葺の本坊前の手水舎は残念でしたが水が流れていませんでした。本坊は重厚な造りですね、こちらで御守りお札等受けることができます。本坊前を右に上がった場所にコンクリート造りの本堂が現れます。足腰に霊験有りとの証左、巨大奉納わらじ。その左に紅白の巨大な下駄子聖大権現🙏天台宗のお寺です。残念ながらあまり手入れの行き届いていないお堂でした。時代と共に篤き信仰は影を潜めてしまったようです。江戸時代から昭和期までは足腰の神様として全国から参拝者が訪れたと聞きます。江戸から徒歩でこちらまで参拝するのに何日もかかったでしょうし命懸けの参拝だったと想像します。檀家を持たない(墓所を持たない)こちらの様な祈祷寺で尚且つ極端に交通の便の悪いお寺は苦境に立たされています。それでも最近はサイクリストの聖地として人気が出てきたようです。本堂裏手の地蔵堂🙏帰りに本坊にて頼まれた御守りを受けました。