ISBITguardian 和歌山研修
こんにちは。
ISBIT guardian生産統括/企画の中村よしみです。
猛暑だった夏もあっという間に去り、もう秋の陽気になりましたね。
みなさんはいかがお過ごしですか?
私達ISBITguardianチームは、9月3日9月6日まで和歌山研修に行って参りました。この場をかりて私達が見たこと感じたことをお伝えしたいと思います。自然の偉大さ、素晴らしさを是非皆様にも共感して頂ければ幸いです。
まずなぜ和歌山なのか・・・それは、古代から神々が棲む国と信じられた「熊野古道」を歩く、そして、原生林に覆われた山にある神と崇められた瀧「那智の滝」を見るためでした。ISBITguardianの鈴の概念を見返すために適している場所だと社長が薦めてくれました。
ISBITguardianのアイテムにはすべてに鈴がついています。古代から伝わる神聖な鈴をつけることで、皆さんに幸せが訪れるようにという願いが込められています。
つくり出すものはつくり手に似るといいます。つくり手自ら神聖な地に立ち、感じる、そしてこれからも誠実な心でつくり出す。その思いがみなさんに笑顔として伝われば幸せです。
まず私達が目的にした場所は、熊野那智大社と那智の滝でした。
熊野那智大社に向かうまでの道のりは、長く続く石段でした。辿り着いた場所には朱塗りの鳥居が立ち、見晴らしの良い高台に社殿がありました。そこには、周囲が8m程もある樹木の中(空洞になっています)を願い事を書いた木を持ってくぐると願いが叶うという「胎内くぐり」ができ、樹木の中は思ったよりも広く、空気は澄み、どこか安心するような気持ちになる空間でした。


その後、木々の生い茂る石段を下り、那智の滝のある飛瀧神社に向かいました。


那智の滝は原生林を裂き落下する高さ133m、神と崇められた大滝は白い龍のようでした。私達は自然の偉大さを目の当たりにし、そして五感が研ぎ澄まされ、水の音、水しぶき、森の香り、太陽の温かさに包まれ、ただただ滝を前にそれぞれが長い時間を過ごしました。



飛瀧神社で見つけたのが、ISBITguardianの鈴でも使われております桃鈴という種類のグラデーションの鈴でした。そこには八咫烏(やたがらす)という熊野の神の御使いであり導きの神と言われた3本足のカラスがモチーフとなっておりました。(ちなみにISBITguardianの鈴は、伊勢神宮の伊勢鈴からきています。機会があれば伊勢鈴と比べてみて下さいね。)

その近くにある熊野古道にも入り、木々がそびえる隙間から差す太陽の光はとても幻想的でした。

そして帰りに立ち寄ったのが、水の透きとおった那智海岸でした。みんな足をめくり、波打ち際で遊び、貝殻拾いをし、この時ばかりは子供に戻ったように懐かしい時間を過ごしました。

翌日は、円座岩(わろうざいし)という神々の集ったといわれる岩を目指し、熊野古道を歩く予定でした。
熊野古道とは熊野三山に参詣する人々が通る道で、いくつもの古道があり、すべてを熊野古道といいます。
私達が通った熊野古道は、川を渡り、民家の軒先を抜け、原生林に囲まれた苔むした不揃いの石段を上っていくような道でした。


原生林に入ると、空気が凛とし、今まで味わったことの無い聖域のような空気に包まれました。
そこで何気なく撮った写真に木霊(こだま。樹木に宿る精霊)が写ったのです。その神秘的な木の精に感動し、興奮しました。もののけ姫にも出てきていましたが、木霊はいるのだと実感しました。

その後、雨が降って来たため先に進むことはできませんでしたが、いつかまた来ようと心に決めています。
最終日、私達は再び那智の滝を見に行きました。2日前来た時とさほど変わらず、ただただ静かな時間を過ごしていました。しかし、これほど魅了される場所はあまりないと思います。日本の素晴らしさを改めて実感しました。是非みなさんも一度は行って何かを感じて欲しいと思います。
目に見えるものより目に見えないものが大切だったりします。
忙しい日々を送っている方、自分よがりになっていると感じる方がいたら1秒でも2秒でも立ち止まって見て下さい。
忘れかけていた大切な何かに気づくかもしれませんよ。
この研修を終え、まずこの機会を頂けたことに感謝しております。
ISBITguardianの進むべき道、絆、心の持ち方を再確認し、これからも皆様に還元できるよう初心の気持ちを忘れず取り組んで行きたいと思います。
ISBIT guardian生産統括/企画の中村よしみです。
猛暑だった夏もあっという間に去り、もう秋の陽気になりましたね。
みなさんはいかがお過ごしですか?
私達ISBITguardianチームは、9月3日9月6日まで和歌山研修に行って参りました。この場をかりて私達が見たこと感じたことをお伝えしたいと思います。自然の偉大さ、素晴らしさを是非皆様にも共感して頂ければ幸いです。
まずなぜ和歌山なのか・・・それは、古代から神々が棲む国と信じられた「熊野古道」を歩く、そして、原生林に覆われた山にある神と崇められた瀧「那智の滝」を見るためでした。ISBITguardianの鈴の概念を見返すために適している場所だと社長が薦めてくれました。
ISBITguardianのアイテムにはすべてに鈴がついています。古代から伝わる神聖な鈴をつけることで、皆さんに幸せが訪れるようにという願いが込められています。
つくり出すものはつくり手に似るといいます。つくり手自ら神聖な地に立ち、感じる、そしてこれからも誠実な心でつくり出す。その思いがみなさんに笑顔として伝われば幸せです。
まず私達が目的にした場所は、熊野那智大社と那智の滝でした。
熊野那智大社に向かうまでの道のりは、長く続く石段でした。辿り着いた場所には朱塗りの鳥居が立ち、見晴らしの良い高台に社殿がありました。そこには、周囲が8m程もある樹木の中(空洞になっています)を願い事を書いた木を持ってくぐると願いが叶うという「胎内くぐり」ができ、樹木の中は思ったよりも広く、空気は澄み、どこか安心するような気持ちになる空間でした。

熊野那智大社 鳥居

胎内くぐり
その後、木々の生い茂る石段を下り、那智の滝のある飛瀧神社に向かいました。


那智の滝は原生林を裂き落下する高さ133m、神と崇められた大滝は白い龍のようでした。私達は自然の偉大さを目の当たりにし、そして五感が研ぎ澄まされ、水の音、水しぶき、森の香り、太陽の温かさに包まれ、ただただ滝を前にそれぞれが長い時間を過ごしました。

那智の滝


飛瀧神社で見つけたのが、ISBITguardianの鈴でも使われております桃鈴という種類のグラデーションの鈴でした。そこには八咫烏(やたがらす)という熊野の神の御使いであり導きの神と言われた3本足のカラスがモチーフとなっておりました。(ちなみにISBITguardianの鈴は、伊勢神宮の伊勢鈴からきています。機会があれば伊勢鈴と比べてみて下さいね。)

那智の鈴です。
その近くにある熊野古道にも入り、木々がそびえる隙間から差す太陽の光はとても幻想的でした。

そして帰りに立ち寄ったのが、水の透きとおった那智海岸でした。みんな足をめくり、波打ち際で遊び、貝殻拾いをし、この時ばかりは子供に戻ったように懐かしい時間を過ごしました。

翌日は、円座岩(わろうざいし)という神々の集ったといわれる岩を目指し、熊野古道を歩く予定でした。
熊野古道とは熊野三山に参詣する人々が通る道で、いくつもの古道があり、すべてを熊野古道といいます。
私達が通った熊野古道は、川を渡り、民家の軒先を抜け、原生林に囲まれた苔むした不揃いの石段を上っていくような道でした。


下の写真は、奥:山内さん、中央:中村、手前:芳賀さん(撮影:加藤さん)です。
原生林に入ると、空気が凛とし、今まで味わったことの無い聖域のような空気に包まれました。
そこで何気なく撮った写真に木霊(こだま。樹木に宿る精霊)が写ったのです。その神秘的な木の精に感動し、興奮しました。もののけ姫にも出てきていましたが、木霊はいるのだと実感しました。

その後、雨が降って来たため先に進むことはできませんでしたが、いつかまた来ようと心に決めています。
最終日、私達は再び那智の滝を見に行きました。2日前来た時とさほど変わらず、ただただ静かな時間を過ごしていました。しかし、これほど魅了される場所はあまりないと思います。日本の素晴らしさを改めて実感しました。是非みなさんも一度は行って何かを感じて欲しいと思います。
目に見えるものより目に見えないものが大切だったりします。
忙しい日々を送っている方、自分よがりになっていると感じる方がいたら1秒でも2秒でも立ち止まって見て下さい。
忘れかけていた大切な何かに気づくかもしれませんよ。
この研修を終え、まずこの機会を頂けたことに感謝しております。
ISBITguardianの進むべき道、絆、心の持ち方を再確認し、これからも皆様に還元できるよう初心の気持ちを忘れず取り組んで行きたいと思います。