広報新聞 | ISBIT DAIKANYAMA

広報新聞

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皆さんこんにちは。広報アシスタント高野です。

早いもので8月も終わり、9月を迎えました。
残暑を含む雨が降り止まない毎日が続いておりますが、朝晩に時折吹く涼やかな風に、秋の気配を感じられる様になりました。
ISBIT DAIKANYAMAでは先日 08 Winter Collectionが無事終了し、御取引様、広報関係者様、並びに友人関係者様より多くのご好評を頂き、
実に大勢の方にご来場頂きました。
これも一重に平素より支えて下さっている皆様の御陰と、深く感謝申し上げると共に、今後共ご愛顧頂けますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。



さて以前よりお伝えしておりました通り、ISBIT DAIKANYAMA第3号店となる、名古屋松坂屋南館2階ISBIT DAIKANYAMA NAGOYAのオープンをいよいよ明日に控えました。
この日に向けて、スタッフ一丸となって力を注ぎ、知恵を寄せ合い、より多くの方々に喜んで頂ける様、そしてISBITを愛して頂ける様、新店舗の成功を目指して来ました。

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明日はそのスタートライン。
お洋服に包まれる喜びや高揚感、多くの人々の笑顔をゴールに、私たちは新たな一歩を踏み出します。


今回の名古屋店オープンを記念し、記念アイテムも多数お作りしていますが、その中でも名古屋への強い想いを込めたアイテムをご紹介致します。

関ヶ原の戦いで天下の実権を握った徳川家康が海陸の連絡に便利な那古野台地に築城工事を始め、生まれた市街地は徳川御三家筆頭の城下町として尾張藩の中心となり、江戸、大坂、京に次ぐ発展をみました。
明治4年の廃藩置県で新政府が名古屋県(翌年愛知県)を置き、明治22年市制施行で名古屋市がスタートした訳ですが、この背景にある尾張藩を盛り立てた著名な武将、織田信長や豊臣秀吉達の後ろには、必ず凛と強い姫君達が存在し、彼らを支え共に戦っていました。


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ISBIT DAIKANYAMAでは多くの女性スタッフが活躍し、自分の信じる道、やり甲斐を見出しながら日々業務に携わっています。
女性の強さを尊重し、また多くの女性の喜びを求めた商品を生み出しているブランドとして、この名古屋に縁のある姫君達に敬意を示す意味も込め、織田信長の正室・濃姫と豊臣秀吉の正室・ねねをモチーフにしたアイテムをお作りしました。


濃姫は斉藤道三の娘で、織田信長とは1549年に政略結婚で結ばれました。「美濃国出身の高貴な女性」という意味の「濃姫」ですが、その名の通り知的で気性のしっかりした女性で、従順な妻という意味とは別の意味で、信長にとって良き妻であったと言われています。

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この濃姫をオリジナルのプリントで表したストールをお作りしました。名古屋市の市花である百合を背負い、またこの時代に伝来したと言われるキリスト教を想像し、ロザリオを身につけている濃姫が強い瞳で描かれている一枚です。
これは代官山店スタッフの瀬野によるプリントです。

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お色は秋らしいエクリュと、差し色に使えるピンクの2色展開です。
どちらもコーディネートに活躍しそうなカラーですね。
素材はコットン100%なので、さらっと一年中使って頂ける一枚です。


ねねは浅野又右衛門長勝の養女として育てられ、豊臣秀吉とは、政略結婚が普通であった当時珍しい恋愛結婚でした。夫の立身出世を従順な妻として支え、秀吉が関白に任官した後は北政所として知られています。

このねねをプリントしたミニワンピースもお作りしていて、こちらはまだサンプルが上がっていない為写真でご紹介する事が出来ませんが、グレーの1色展開、ブルーからパープルのグラデーションのねねプリントが素敵な印象です。9月半ばの入荷が楽しみなアイテムです。


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尾張の姫君達のアイテムが、名古屋という新たな地で出会うお客様に強さと逞しさ、また女性のしなやかさ、美しさをお届けするメッセンジャーとなり、皆さまとISBIT DAIKANYAMAを結ぶ役割を果たしてくれれば幸いです。


ちなみにこちらのアイテムは代官山店、新宿店においても販売致しますので、関東にお住まいの方も是非チェックしてみて下さい。


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いよいよ明日開店、ISBIT DAIKANYAMA NAGOYA。
皆さまのご来店を、スタッフ一同心よりお待ち致しております。