IRIS Clubだより | ISBIT DAIKANYAMA

IRIS Clubだより

こんにちは
IRIS Clubの檜谷です。

明けましておめでとうございます。

今年も皆様に愛される IRIS Club で、在り続けられるよう
頑張っていきますので宜しくお願い致します!





さて、今年が始まる前にと
昨年の暮れに京都の清水寺に行って参りました。

「今年一年を振り返りながら、ゆったりとした時間を過ごす」

私がまず一番に思い浮かべた場所が、
京都の清水寺でした。
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「清水の舞台」としても知られる清水寺は、
798年 坂上田村麻呂が延鎮を開山として建立。
平安時代には、延暦寺と興福寺との抗争でしばし焼かれ、
現在の堂宇は徳川家光によって再建されました。96d0759a.jpg

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2010年になった今でもその姿を変えず、
清らかな空気感を生み出し、京都の街を一望する眺めは
しばし時を止め、心を鎮めてくれます。


神秘的な朱色に染められた木造に、色鮮やかな和色が
なんとも趣と情緒を感じました。

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清水の舞台を支える柱は長短四十八本、
釘一つ使わず立てられていると言われています。


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今の技術をもってしても、受け継ぐことのできない
偉人の物作りの知恵と技術には感銘しました。

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今年の漢字。
気持ち新たにと身が引き締まりました。

本堂から、外にでると
色鮮やかな椿が目に飛び込んできました。
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花びらが落ちてるさまも素敵です。

趣あるものは、ひとつの建物だけで作り上げられているのではなく、存在する小さな花もその一つであります。


世界遺産の建造物に目がいきがちですが、
岩上のこんな小さな花にまで大切に支枝がされていました。

歴史を守っていく人々の優しさや思いが感じられます。
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目の届かないところこそ、人の想いが感じられるのだと
感動しました。

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えんむすびで、おみくじも引きました。

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名にもある「清水」

清水寺をいく途中の坂の「ちゃわん道」
で素敵な和食器やディスプレイに足が止まりました。
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京都の独特の色彩観から
インスピレーションを受け、毎年生けている
お正月のお花を少し和色に生けました。
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清水寺は世界遺産(文化遺産)として登録されています。
2010年に生きる私達にとって、それは過去からの預かり
ものであり、未来への贈り物であります。

京都の静寂した空気感や色彩感がとても素敵で、 時間をすこし止め歴史を感じることができました。慌ただしい日々の中で忘れてしまいそうな事を気づかせてくれる街です。

皆様もぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?