大切な友人が、仕事のこと、人生のことで悩んでいます。
何をやってもうまくいかない時が、誰でもあると思います。
彼女の辛さは計り知れませんが、なんとか耐え忍んで欲しい。
私は前職を、体調を理由にして退職しました。
毎晩2時帰り、朝7時出社、一日中客先のデータセンターのパイプ椅子で作業という日々が続いて、
ある日朝起きたら、腰が立たなくなっていました。
そのときはショックで、働くことの意義を問い、理由が見つけられず、退職しました。
ただ、その後、半年間、全く働かずに家にいる期間を経て、考えて、
私が退職した本当の理由は体調の不良ではなかったことに気がつきました。
その時の私は、いろんなことを投げ出したかった。
体調も悪かったですが、仕事もうまくいっていなかったし、人間関係もうまくいっていなかった。
そして、自分がどういう生き方をしていきたいのかを、理解していなかった。
今考えても、自分だけではどうにもならなかったであろういろいろな外部環境もあったので、
そのときに自分だけが立ち上がってぼろぼろになるまで戦うべきだった、とは今も思いません。
ただ、じっと待てみればよかった、そう思うのです。
結局、私は働くこと、人とふれあい続けることが好きだということに気がつき復帰しましたが、
復職(今の会社です)してからも、辛い時期は沢山ありました。
ただ、私は働き続けたい人だから、辛いときがあって、自分の力だけでは戦いきれなくても、
いつか必ず、しかも自分の想像よりも近い時期に、
必ず状況が変わることを信じて、時々はじっと待って、耐え忍んできました。
だから、「他力」ということではなく、
時々は、じっと待ってみることも、自分が本当にし続けたいことを続けるために、
いい方法になることがあると思っています。
まじめで、自分から変化を起こそうとする人だからこそ、
その中で苦しむんだと思いますから、
「何もしない」ではなく、「出来ることを全てして、後は、待ってみる」です。
後は、これは体育会系っぽいのですが、
へとへとになるまで体を動かすこともお勧めです。
へとへとになると、悩んでいても、眠れたりしますし、
体が鍛えられると、不思議と活力が沸いてくるもの。
フィジカルファースト!ですね。