「世の中にたえて桜のなかりせば
春の心はのどけからまじ」
〜在原業平〜
「世の中に桜がなければ人は咲くのを喜んだり散るのを悲しんだり心を乱さずのどかに過ごせるのになぁ」的な意味らしく、それほどまでに人々を惹きつける桜の魅力を詠んだものとか。
確かに。
自分自身季節ごとに見る花で一番好きだし、
日本全国多くの名所や、大小の並木があってこの時期になると普段気付かない所にこんな素晴らしい景観があったのかと心を奪われる事もしばしば。
また大抵の学校には桜の木が植えられてある。
それに合わせ、別れと出会いのシーズンでもあり様々な物語があり。
66期防衛大学校の卒業式配信拝見しました。
式が始まる前、自衛隊音楽隊による森山直太朗の「桜」やEXILEの「道」、ゆず「栄光の架橋」の素晴らしい演奏があり
よく見ると中には涙を拭うような仕草の
学生が…
ヤバイ…見てて思わず込み上げてくる。
防大生にしかわからない苦労というか、理不尽というか。
また、ならではの経験とか面白さとか。
息子を見てて一年間だけでも大変なのにそれを4年間も。
栄光の架橋の歌詞のように「いくつもの日々を越えて」きたんだろうなぁ。
そして息つく間もなくそれぞれの次の試練へ向かうのか。
もう、ただ々頑張れ‼︎
という想いしかない。
本当にお疲れ様でした!
そして、69期は防大最大の試練とも聞くカッター期間へ突入!
息子の制服の袖にも何とか一輪の小さな桜が咲いた。
帰省した日からすでに帰りが憂鬱そうな様子を見ると心が痛む…
カッター用に野球用品のスライディングパンツ(初めて存在を知った
)
のお尻部分に雑巾縫い付けたり、
作業着に名札縫い付けたり、
ジャージにゼッケン縫い付けたり、
プロテインやらアミノ酸やら
重たい荷物持って帰って行った…
次帰って来るのは夏かな…
…しかしなんか縫い物多いな。
また、70期生は入校の日ですね。
一年前のなんとも言えない気持ちが思いだされる。
出発の日、先に仕事に出る私をベランダから見送る姿はたぶんずっと忘れられないだろうな。
その出勤途中、彼の母校の小学校に咲く桜も散り始めで花びらがひらひらと舞っていたのも綺麗だった。
そして防大の桜も…
今まで何人もの"あおざくら"達を長い間見送り、迎えてきたんだろうなぁ🌸
桜の花は悲喜こもごも。
やはり「春のこころはのどけからまじ」
非日常が日常になりつつあるような今日この頃。
来年こそは卒業式も、入校式も、ご家族が防大の桜を直接見れますように‼︎
ところで、卒業式の配信で卒業証書受け取った後。
とある大隊の各期別の学生長達は、他の大隊の学生長達より卒業証書を頭上に高々と掲げてビシッと去って行く様が見られた。
これは正にお祭り大隊!
を何か象徴するかのようで個人的にはとても好きだった![]()


