部活の問題点が議論され、先生の負担を軽減させる目的で週末(今後すべて)民間に委託する話が進んでいます。
部活
メリット
・学校活動内で実施するため、コストが抑えられる
・学校の教育の一環であり、礼儀作法、上下関係などを身に付けることができる
・手軽に活動することができる
デメリット
・先生の通常業務以外の担当であり、負担感がある
・土日に無給(数千円)で指導、引率をする
・専門性の高い先生がいるとは限らず、素人の先生が顧問指導にあたる
・生徒数が少なくなり、人数が集まらない(廃部の可能性あり)
こんな感じですね。
生徒側には、専門性に高い先生に会う可能性が高いとは言えず、運により将来が変わる可能性があるデメリットがあります。
先生側には、指導の時間の負担が大きく、専門性に高い教師以外は指導の負担も大きい、残業手当もない
ここで、気になるのは
専門性が高い=知的財産ということであり、通常は価値が高い=高コストという流れになります。
しかし、日本ではスポーツ=ボランティアでお金を取るのは良くないこと(アマチュアニズム)が蔓延っています。
そのため、専門性に高い指導が行われても、支払いが行われない土壌があります。
将来プロがある、野球、サッカーは民間クラブがあり、プロの指導者がいることが多いです。
このあたりが、部活(教育活動)と民間クラブのギャップとなります。
また、教育活動は行政的に優先に施設の予約が取れ、使用料、登録料が割引されます。
先生はこれが当たり前だと思っており、一般の登録や使用料が高いことに苦情をいうことがあります。
先生(専門性に高い先生)は、自分が無償で指導、引率する代わりに、優先的な施設の使用が可能となっていること
指導による生徒の好成績による指導者としての地位の向上が加わることで、無償の指導を帳消ししているように思えます。
(反対に専門性に高くない先生は、これが関係ないので、負担にしかなりません)
行政も、今回の部活以降に対して、費用負担はあまりない形で民間移行させようとしています。
ここが問題となると考えます。
民間移行で専門性に高い指導を希望する場合は、費用が必ず発生します。
(地域のボランティアで賄うのとは意味が異なります。ここの議論がいつも曖昧です)
行政はスポーツの知的財産を軽視しているように思えます。後進国の考え方です。この考えが改善され、予算がつかない限り民間移行による、専門性向上のメリットは受けられないと考えます。行政がスポーツ産業を阻害している(専門性に高い先生が、自分の名誉のためにスポーツ産業を阻害している)ようにも考えられなくはありません。
少し意見がばらついていますが、
現在に私の意見としては、
部活は、平日は学校で行い、顧問が指導する(礼儀や上下関係を身に付ける)
休日は、民間の専門性に高い指導者が指導する(専門性の向上) 行政は費用の一部を負担する
(それでも負担と感じる場合は不参加でもOK)
学校にやりたい部活がない場合は、休日にやりたい競技のクラブに入会でき、中体連にも参加できる(学校にある場合は、学校で参加)
休日に試合の引率は顧問が担当し、休日手当が支給される
こんな感じだと思います。
問題は、中体連、高体連の審判がほどんど学校の先生であり、先生なしでは運営が成り立たないこと。
競技会、大会の運営にもお金が必要です。審判の派遣にもお金が必要ですが、これも先生が被っている感じです。
参加費が300円とか、1000円とかでは大会は成り立ちません(費用免除などもあるため)
東京マラソンでは3万円などですが、大会費用と見合った参加費にするなどの検討が必要です。
試合にバンバン参加するのではなく、必要な試合には税金で安く、その他の大会は高くてもいいのではないでしょうか?
必要最低限にことは税金で保証する、それ以上求める方には受益者負担とする、というのが私にはしっくりきます。
全員が同じであることは無理です(ひとそれぞれ考え方も違います。)での。
2022年5月末時点での私の考察でした。
子どもたち、先生ともに、良い方向行けばいいのですが、声の大きい人の意見に流されやすいので
少し不安になっている今日この頃です。
以上