ラオス側出席者
チャンパサック郡知事
チャンパサック郡副教育長
チャンパサック県教育局
【式次第】
① ゲストの皆さまご紹介
② フアパコー村長より、学校建設プロジェクトについてご報告
③ AWS 有薗はるか様 よりご挨拶
④ 児童代表から 感謝の言葉
⑤ チャンパサック郡知事より、御礼の言葉
⑥ AWS様へ 感謝状贈呈
⑦ 県教育局よりお礼の言葉
バーシーの儀式、昼食、交流
【式典挨拶内容】
村長
「村の背景につきましてご説明いたします。今日ご参列の皆さま、特にはるばる日本からおこし下さった皆様に、村を代表してお礼申し上げます。フアパコー村は117ヘクタール、767人の人口、77世帯、110家族が居住しています。
主たる産業はメコン川での漁業と農業です。
次に教育部門についてご報告します。一番古い校舎は1970年に建設しました。老朽化して壁もなく危険な状態で、子どもが勉強する事は大変でした。皆様のおかげで2つの校舎が新しくなること、心より感謝申し上げます。
このたび竣工した校舎は2012年7月3日に着工し、2013年2月25日に完成しました。校舎以外にもトイレ、井戸、水タンク、柵が整備されました。
このプロジェクトにはAWSさま、Realizeさま、ISSCさま、ほか日本の皆さま、各セクターからの協力があって成し遂げることができました。改めまして感謝申し上げます。
村人は、木材提供、工事の手伝いなどを様々に協力しました。
皆様のご健康、長寿、幸運、繁栄をお祈りします。有難うございました」
AWS 有薗はるかさんより
「サバイディ!こんにちは。先ほどは皆さんと遊ぶことが出来て楽しかったです。有難うございます。小学校が出来て、これからもっと勉強する事ができますね。日本から沢山の遊具やスポーツ用品を持ってきましたので、この後も一緒に遊びましょう!私たちが帰った後も元気に遊んでください」
児童代表の言葉
「皆さん、こんにちは。フアパコー小学校児童を代表してご挨拶します。毎日学校に通い、一生懸命勉強します。学校を綺麗にします。みんな、そうしますね?」
『ハイ!』
「みなさん、私たちの学校を作って下さって有難うございました。」
チャンパサック県教育局
「みなさま、特に日本からいらした皆様、心からお礼を申し上げます。子ども達の為に校舎ができて、とてもうれしいです。県教育局を代表し、また地域・村を代表して、お礼申し上げます。私は村人たちに学校を末永く使うことのできるよう、指導いたします。
学校とは単に建物であるだけでなく、ラオスの国を発展させてゆく大事な場です。教育部門において、残念ながらラオスはまだまだ遅れています。チャンパサック県を代表し、皆様の健康を祈り、皆さんの夢がかなう事を祈ります。県教育局としても、この学校がよりよい学校となるように出来るだけの支援を致します。」
チャンパサック郡知事より
「ご支援者のみなさん、また遠く日本からいらしてくださった皆さん、今日ここにこのようにご一緒出来ることを嬉しく思います。私の郡の状況についてご説明いたします。
チャンパサック郡には就学年齢児童が6万人居ます。小学校は71校で、そのうち24校は老朽化した古いものです。このような状況を改善するために日本の方々が多くの支援協力をしてくださっています。
早稲田大学の皆さんも、チャンパサック郡で大変活躍されています。
チャンパサック郡ではこれまでに6校が日本の方々より支援されました。フアパコー小学校は6校目になりますが、これが日本からの最後の支援にならない事を心より願っています。これからもどうか、私たちの郡の状況を忘れないで下さるよう、祈っています。
学校の建物の大きさから言ったら、想像できないかもしれませんが、今日ここに居る子ども達、こんなに沢山の子ども達が皆さんに支援されているのです。皆さまのお力を頂き、われわれの教育を改良していくことをお約束します。
この校舎を長く使う事が出来るよう、大切にします。
村人が出来るだけ長くこの校舎を美しく綺麗に保てるよう努力することを約束します。
勉強が好きな子ども達の将来は明るい事を信じています。
皆様の健康、長寿、幸運、発展をお祈りしています。コップチャイ」