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ただ真っ直ぐに立つ  昨夜の大阪豊中岡町道場定例稽古

2015年8月22日

修心館大阪豊中岡町道場定例稽古



前半は居合形。

・中伝形
・奥伝座業形
・奥伝立業形


後半は中伝形“瀧落”の確認稽古。

どんなことを稽古しているのかは、動画を見ていただくと手っ取り早いかと思います。


術理を知らぬ形居合と異なり、術理を追求する居合術の稽古は、本当にシビアな稽古内容です。

単純な稽古であり、当たり前の身体捌きをするだけなのですが、意識がそれを邪魔してしまい、頭では理解できても、なかなか体現できず、自分との格闘となります。

残念ながら己に勝つことが出来ず、業を習得できぬまま道場を去る人が多い…

はたまた、中途半端に理解できたつもりで去っていく人の姿も…


一時は賑わった岡町道場も、今日の稽古参加者はたったの四人。


それでも僕の技術を求めて通ってくれる門弟達。少しでも早く上達できるように、何も隠さず技術を教え説いています。

動画で紹介する稽古も、地味なものですが、できるようになると色々応用できるようになります。

動画中での稽古課題は上述の通り、“瀧落”での身体捌きなのですが、ガッチリと鞘を掴まれた状態から、これを返すことができない先生方がその著書内で説くのは…

「何思わず立ち上がろうとした時、我が後に座している相手が我が鐺を握って立ち上がった故、 その相手の手より鐺をもぎ取り、左に回転してその胸元を刺突し、倒れた所を更に踏み込んで 真向より斬りたおす業前である。」

と言う自分に都合の良い想定なのです。

考えれば解ることですが、立ち上がろうとする相手に合わせて敵が立ち上がってくれると言うのはありえないことです。

あなたが鞘尻を掴む側であったなら、一緒に立ち上がろうとするのではなく、相手が立ち上がれないように抑えるでしょう?

現代居合は技術が廃れ、失伝したものを、名ばかりの高段者が自分の都合の良いように講釈して変えてしまっていることがほとんどです。

だから宗家が変わると、形も微妙に変わったりするのです…


では、僕が指導する瀧落の様子をご覧下さい。
尚、受けの門弟は鞘尻をガッチリと握ってはいません。軽く触れているような握り方です。
武術としての抑えや握りというのは、ガッチリ握ってはいけないのです。ガッチリ握れば握るほど、業にかかりやすくなってしまいます。
軽く触れるように握る相手に業をかけるのには、非常に高度な技術が必要となります。










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