平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba -412ページ目

中国から通う門弟のための個人稽古



中国の北京に住む牟(むー)さん、剣道と弓道を日本で習っており、剣道はめでたく三段合格!

前々から居合を学びたかったそうなのですが、剣道の師が

「居合は剣道三段を取得してから始めなさい。」

と言われたそうで、その言葉を忠実に守り、念願叶って先月から修心流居合術兵法を学び始めました。

正直言うと、反日教育を行う国の方への指導はしたくないと思っていたのですが、親日の真面目な方であれば、国籍の垣根を超え、技術をお伝えしても良いかなと思い、入門を許可しました。

と、言っても、修心流は正式に門下となるまでに仮入門と言う期間が設けられていますので、然るべき入門試験に合格するまでは末席に名を連ねることはできません。

堅苦しいようですが、苦労して会得した技術を教えるのですから、月謝さえ頂ければ誰でも構わないではなく、こちらも門弟に相応しい人物か否か、見定めさせていただくわけです。

さて、牟さんですが、北京から飛行機を使って、月に一回から二回習いに来られます。

当然ながら仕事の都合もありますし、高い旅費をはたいての修業ですから、定例稽古だけではなく、個人指導が主になります。

昨日は牟さんの個人指導の稽古相手として、柳原君が手伝ってくれました。

柳原君はこれから本部道場の主席指導員として、後輩の育成に助力していくわけですが、このように稽古の相手をすることで、僕の指導の仕方を学ぶわけです。


さて、表題の写真ですが、何をしているのかと言うと…


居合術の指導です。

その証拠に僕の目線の先には…



このように柳原君が奥居合『霞』の身体捌きの稽古をしています。


門弟とは言え、横になりながら指導とは非礼だ!

と思われる方も居られるかもしれませんが、敢えて低い位置から見守ることで、上からでは見え辛い改善箇所を的確に指摘し、指導しているわけです。

これが瞼に眼を書いて横になっていたなら、それは非礼ですね(笑


この日の牟さんへの課題は…

とりあえず、業ができてもできなくても構わないので、形の手順を覚えるというもの。

以下に掲載する写真は牟さんの稽古風景。

受太刀は柳原君が行っています。





大変熱心な牟さん、本日も9時から12時まで形稽古。午後からは刃筋確認稽古(斬稽古)を行いますので、僕もそろそろ明日に備えて床に入ります。