平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba -397ページ目

修心流居合術兵法 十文字槍槍術



袋槍を除く日本の一般的な槍は、細い柄に中心(なかご)が納められているため、強そうに見えて実は横からの打撃には弱いという特性があります。

ですから石突付近を掴み、頭の上でブンブンと振り回す時代劇やゲームの世界で見るような動きをすると、打ちつけた拍子に中心櫃の部分から折れる確立が高くなります。

素人目には派手さに欠けるシンプルな動きとなりますが、シンプル イズ ザ ベストと言う言葉があるように、シンプルな動きこそが何よりも強く、最も大切なのです。

今宵の本部道場定例稽古では、初心者と上級者に分け、初心者は課題として与えられた形を一本。上級者は長柄(槍や薙刀などの総称)での崩し業を稽古してもらいました。

動画は鎌槍の基本中の基本である捲落(まきおとし)の手本を見せているものです。

こうした長柄での崩し業は、形のみが残っており、失伝していることが多く、本格的な槍術を行う流派や道場が少なくなったことは、日本の古武術の大きな損失だと思います。