今回は、西武ライオンズの投手成績を紹介します。
東尾・工藤・郭を表(オモテ)のローテ、渡辺久・松沼博・小野を裏のローテ、森繁和をクローザーに据えてシーズンを戦いました。
実際の当時の西武ライオンズは投手王国で盤石の布陣を誇っていたのですが、燃えプロ'87界では被打率が高く、チーム全体ではパ・リーグ他球団と比べてあまり良い数字を残すことができませんでした.。とはいえ、打たれても失点を最小限に抑える能力が備わっている点は特筆すべき点です。
※ホールドとセーブは、NPBの記録規定に則るとほとんどポイント対象外の場面が多かったため、参考記録程度にとどめてください。
先発投手として好成績を挙げた3投手の個人成績をピックアップします。
■森山 良二
シーズン当初は中継ぎ要員として配置しましたが、シーズン途中から先発へ転向させました。絶対的ストライクでカウントが取れるシュートを武器に、チームトップの防御率を記録。先発登板15試合のうち13完投と、豊富なスタミナですばらしい安定感を発揮しました。
■小野 和幸
先発登板15試合を全試合完投(うち6試合完封)。イニング序盤は絶対的ストライクでカウントが取れるシュートで三振の山を築き、イニング中盤以降は縦に小さく曲がるスライダーで三振を奪取するパターンでアウトカウントを稼ぎました。ローテーションの一角として安心して試合を任せられた投手です。
■東尾 修
言わずと知れた大ベテラン投手ですので開幕投手に指名。大きく曲がる変化球を活かして、先発登板15試合のうち13完投を記録。豊富なスタミナでリリーフ陣に頼らずに勝利を重ねました。
次回は、西武の打者成績を紹介します。