3月10日金曜日の夜 レイトショーで 「ヒューゴの不思議な発明」を観てきました

ヒューゴの不思議な発明


マーティン・スコセッシ監督が、とってもノスタルジックな映像で、夢と不安そして希望をみごとに描いていました
本当に綺麗な映像でした、特に時計台から主人公の少年が眺めているエッフェル塔と凱旋門通りの夜景なんて最高です

「映画って本当にすばらしいですね」 に尽きますね

映画『ヒューゴの不思議な発明』 - 特別予告編 (日本語字幕)



物語は、1930年代のパリの駅が舞台、主人公の少年ヒューゴは、不幸にも博物館の技師の父親を火事でなくして、構内の時計台にすんでいます。

技師の父親役を演じているのは、10日から公開のシャーロックホームズのジョン・ワトソン役のジュード・ロウなのです(^_^)v

唯一の形見が父が博物館から持ち帰って修理していた機械人形です

これを自分でも修理しておりました

ある日、駅構内の玩具店で盗みを働き、店主のジョルュジュに見つかってしまいます

実はこのジョルジュリュこそが、機械人形の制作者であり、無声映画の「物語映画の父」とよばれた「ジョルジュ・メリアス」でありました

少年は、過去を封印してしまったジョルジュリュを、なんとかしようと、、、、

実はジョルジュ・メリアスは実在の人物、ジュール・ヴェルヌの月世界旅行を無声映画で制作した人ですね 

『月世界旅行』"Le Voyage dans la Lune / A Trip to the Moon/Viaje a la Luna"(1902)




この作品の日本公開中に2012年度アカデミー賞の発表があり、11部門ノミネート中5部門受賞です(*^_^*)

視覚効果賞、録音賞、音響編集賞、美術賞、撮影賞 と技術賞を総なめです

ヒューゴの不思議な発明


ちなみに、アカデミー賞 主演女優賞は、メリル・ストリープ(「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」で二度目の受賞です