いよいよ、期限が迫りました
いや正確には、期限を迫らせました
来月、三月末に、祖父が満九十歳を迎え(米寿)、親戚で祝いをしようと連絡がきました
しかし、祝いには行けません
行けない理由が、親戚事情で起こってしまっているからです
祝いたい気持ち、これは譲れません
なので、僕は内緒で、個人的に祝いに行こうと考えました
米寿に相応しいプレゼントは、他の親戚の皆が渡すでしょうから、僕は祖父への想いを渡します
以前、ブログで書きましたが、祖父は大学の教授をしていて、名誉博士、勲三等をいただいた立派な人物です
血を受け継いだ娘たち、孫たちは、それに並ぶことは叶わないでしょう
適いませんから
ただ、本を執筆してきた祖父の血だけは、絶やすわけにはいきません
名字が違うので、祖父とは違う家系の後継者に位置する僕が、親戚に「伝承者、ここにあり」と、存在を示す努力を惜しまない覚悟です
三月末の祝い前に、執筆した原稿を祖父へ渡します
初めての読者は祖父と決めていました
執筆の夢を初めて語った相手も祖父でしたから、本音では寂しい想いをしているであろう心に、僕の志を届けたい
気に入る文章ができるまでには、まだまだ勉強不足だと実感はしていますが、五年間、執筆という技術と向き合ってきた僕の頭の中を届けてきます
そして、出版社へ応募します
もちろん、これはゴールでもなければ、一区切りでもありません
スタートに他なりません
「始まりの年」と、昨年末のブログに記した通りです
…とても緊張しています
様々な小説家様の本を読み、携帯小説を読み、執筆しながら勉強し、反省し、行き詰まり、逃げそうになり…
執筆に関しては、一切の奢りを捨てて自分と向き合ってきました
ネットなどで、他の執筆をしている方々の話を調べたり、書き方などを勉強していく上で、何度も何度も何度も不安になりました
好きだから止めれないんです
好きだから見捨てたくないんです
これを止めたら、今までの不幸に申し訳ないんです
Mじゃないので、もがくことに楽しさは感じられませんが、三丁目の夕日で頑張る茶川さんのように、芥川賞は狙ってませんが、二十八年掛けて、ようやく見つけた「これしかない」を、磨き上げていきます
この島国で暮らす、どこかの誰かへ、届く日も願って…