横浜市は、介護保険料額決定通知書にチラシを同封し発送することで、特殊詐欺への注意を呼びかけている。対象は65歳以上の第1号被保険者約94万人。6月15日から順次発送を始めている。


 市によると、2022年にはオレオレ詐欺等の特殊詐欺が横浜市内で1017件発生し、約20億3600万円の被害があった(暫定値)。特に息子や孫をかたり現金をだましとる「オレオレ詐欺」や、還付金の手続きを装ってATMを操作させる「還付金詐欺」の被害が多発している。




同封されているチラシには、特殊詐欺の手口のほか、「在宅中でも留守番電話に設定し、電話に出ない」「電話でお金の話が出たら切る」などの対策が示されている。市民局地域防犯支援課の丹羽仁志課長は「特殊詐欺について知り、具体的な対策の行動につなげてもらいたい」と話している。

 

 


 

 



次のような電話があったら詐欺を疑いましょう【手口1】子ども、孫、親族からの電話

〇バッグ、携帯電話、書類、小切手を無くした   〇投資、副業に失敗した 〇不倫して妊娠させた   〇すぐにお金が必要だ 〇代わりの者がお金を取りに行く

【手口2】警察官、銀行員等からの電話

〇詐欺の犯人を捕まえたらあなた名義の通帳があった 〇口座を悪用されている 〇確認のためキャッシュカードの暗証番号を教えてください 〇新しいキャッシュカードを作るため、自宅に古いキャッシュカードを預かりに行く

【手口3】町役場職員等からの電話

〇税金、医療費の還付金(払戻金)がある 〇今ならコンビニ、スーパー、駅前のATMで手続きができる 〇携帯電話とキャッシュカードを持ってATMへ行ってください 〇ATMに着いたら携帯電話で連絡をください


振り込め詐欺の電話を受けたときは警察に必ず通報しましょう

振り込め詐欺の犯人は1日に数百件の世帯に詐欺の電話をかけており、同じ地域に集中的に電話しています。

また、犯人が現金を受け取りに来る場合、近くに潜んでいることもあります。

振り込め詐欺の電話を受けた場合には必ず警察に通報してください。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 地域支援・防災安全担当
〒350-0494 越生町大字越生900番地2
電話番号: 049-292-3121
ファックス:049-292-5400


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