昨年のクリスマスは
絵本が大好きな息子のために
ミニ絵本が24冊入った
アドベントカレンダーを用意していて
クリスマスが過ぎてからも
楽しく読んでいる息子なのですが
(✳お話の内容はクリスマスがテーマの物は少なく
年間通して楽しめるようになっています!)
先日、そんな息子から ふと質問され
困ってしまったのが
「これ(=黒い液体)なぁに?」
思わず、「泥かな? 何だろうね?」と
あやふやな返事
そのとき作業中だった私は
夜になってようやく
黒い液体の正体を調べることに
" Frau Holle "
黒い液体の正体はコールタール
グリム童話の『ホレおばさん』の
ワンシーンでありました
グリム童話、昔 読んでいるはずなのに
『ホレおばさん』の記憶は
すっかりどこへやら…
皆さま、『ホレおばさん』のお話
ご存じでしょうか?
ドイツに住んでいるからには
やはり頭に入れておきたいグリム童話
これを機に読み直そうかしらと
本棚の奥から引っ張り出してきた
我が家のグリム童話集がこちら
↓↓
『ホレおばさん』
しっかり載ってました〜
ドイツ語で「雪が降ること」を
Frau Holle schüttelt ihre Betten aus.
(:ホレおばさんが寝床を直している。)
Frau Holle bringt den Schnee.
(:ホレおばさんが雪を運んでくる。)
のように表現する地域もあるそう
『ホレおばさん』の教訓は
【 勤勉は幸運の母 】
まさに息子の1冊の絵本から
ドイツ語の慣用表現へと学びを広げられ
改めて 絵本、童話の素晴らしさを
痛感した私です
本日もお読みいただき
ありがとうございました
(✳ここのところ皆さまのブログへ
なかなかお邪魔できず、ごめんなさい
)



