先日、小型飛行機を見に行った際
ブログで詳しくは記さなかったのですが
あの日 私たちが訪ねたのは
ドイツは黒い森地方
Donaueschingen という町でした 
午後は思っていたよりも風が強く
飛行機を見た後、その寒さから
お手洗いへ行きたくて堪らなかった私
元々訪ねる予定でいた
近くの公園に着いたのは良いけれど
お手洗い、どこ〜 
もう我慢も限界、お手洗い探しは諦め
息子におやつだけあげて
自宅へ戻ることにしたのですが
（息子よ、すまん
母は切実 
笑）
母は切実 笑）帰りがけに公園の看板の中に
日本語が書かれているのを発見
斎藤茂吉の道 
なんと Donaueschingen は
斎藤茂吉の生地である山形県・上山市と
1995年より友好都市の関係にあり
2000年には歌碑も置かれる等
日本との交流が深いのだそう 
茂吉はオーストリア留学時
ウィーンを流れるドナウ川から
故郷の最上川に思い馳せ…
後にドイツの大学へ移ったのを機に
休暇中、ドナウ川の源流とされる
Donaueschingen へと赴き、歌を詠み
そして『ドナウ源流行』を綴るに
至ったとのこと
参考にさせていただきました
）
）実は2年前、息子が百日祝いを迎えた日に
お祝いがてら神社ならぬ教会を訪ねたく
こちらの町をちょこっと訪問
St. Johann Kirche
（✳産後1ヶ月の時点で お宮参り代わりに教会へ
と思っていたのですが、帝王切開による予後が悪く
先延ばしとなってしまって 
我が家の暮らす町にもドナウ川は流れ
そんな町で生まれた息子のお祝い
せっかくならドナウの源でしようじゃないか〜
なんて考えた私でありました 
）
）ドナウの源流 Donauquelle は
教会の真下にあり
私たちも足を運んでいたのですが
歌碑には全く気付かず
大き河 ドナウの遠き みなもとを
尋（と）めつつぞ来て 谷のゆふぐれ
〔 斎藤茂吉／大正13年4月 ドナウ源流にて 〕
もう少し暖かくなったら
改めてゆっくり Donaueschingen
散策できたら嬉しいです
ちなみに 今、隙間時間に
『ドナウ源流行』を読んでいます 
（✳ネットの青空文庫にて無料で楽しめますので
もしよかったらぜひ
）
）本日もお読みいただき
ありがとうございました