実はこの2週間
ちょっと冷や冷やしながら
過ごしておりました

というのも、話は遡ること
12月24日、クリスマス・イヴ

息子がお昼寝にベッドに入り
やっと一息 14時過ぎ
ピンポーン ピンポーン


ベルが2回
それはアパートの入り口からではなく
我が家の玄関前から鳴る音
となれば、お隣さんか
上下にお住まいの方々のはず

夫が玄関を開けると
お隣さんが神妙な顔をしながら
ノコギリ
貸してくださるかしら?





(✳お隣さんは60前後と思しき女性で単身住まい
ちなみに、夫との実際の会話はドイツ語
)

用途は特におっしゃらなかったため
ひとまず夫が物置き部屋へ探しに行き
大型の電動ノコギリ以外
糸ノコしか無い旨 伝えたところ
糸ノコで試してみるわ、ありがとう!
とのこと

それから私はディナーの準備スタート
すると間もなく再びベル2回
ピンポーン ピンポーン


糸ノコの返却にしては早すぎるし
やっぱり使えなかったのかなぁと案じつつ
キッチンから様子をうかがっていると
何やら夫がバタバタ
「すぐ戻る〜」とだけ言って
玄関も開けっ放しでお隣さん宅へ

しばらくして戻ったかと思えば
またまた物置き部屋でごそごそ
「お隣さん手伝ってくるわ〜」と言って
電動ノコギリを抱え走り去る夫

お隣さん宅から
ウィーン ウィーンと聞こえること
およそ 1時間 

疲れた様子で帰ってきた夫が開口一番
「思ったより手強かったわぁ
あのクリスマスツリー
」と






そうなんです、お隣さん
ツリー(生の木)を購入されたものの
お手持ちの鉢植えに幹の太さが合わず
苦戦なさっていたようなのです
クリスマス前日に

「そんな土壇場でツリー出すの
」と

驚かれる方もいらっしゃると思いますが
ドイツでは24日にようやく飾り付け
なんてご家庭も少なからず
お隣さんも24日の14時を回ってようやく
そして ツリーにはまだ
網もかかっていたそうで

(✳ツリーに網、のイメージ映像はこちら↓)
と、ここで
ブログ冒頭の一文に戻りまして
この2週間に渡って
冷や冷やしていた理由とは…
夫が先述の件でお隣さん宅を訪ねた際
マスクのことなどすっかり失念
つまり、(大変失礼ながら)万一お隣さんが
新型肺炎に罹っていらしたなら
夫は完全に 濃厚接触者 に該当

せっかくのイヴディナーの前だし
翌日は(キリスト&)夫の誕生日だしと
あまりガミガミ言いませんでしたが
もうちょっと気を付けて行動して、と

いやぁ、本当にこれで何かあったら
訴えてやるー
ってな話かもしれません

(いえいえ、冗談
笑)

でも、お隣さんのご職業
弁護士ですからー
(笑)

〔↑大きなクリスマスツリーが
カットされカットされ 巡り巡って… という
心温まるとっても素敵なお話で
小さなお子さんでも挿絵だけで内容が理解でき
可愛い動物たちもたくさん登場、オススメです

(✳日本語版の題名は
『おおきいツリー ちいさいツリー』)〕
本日もお読みいただき
ありがとうございました
