今日は後編です

(というより、ようやく本題!? 笑)
シヨン城に着いたら
まずは久々の抱っこ紐登場
夫が息子をおんぶすることに

というのも、こちらのお城
ベビーカーの持込みNGなのです

〔 あいにくバリアフリー仕様にはなっておらず

(✳車椅子をご利用の方など、カフェテリアにて
歴史動画の視聴は可能とのことです
)〕

チケットカウンターでは
例のリヴィエラカード(クーポン)を提示
パンフレットはフランス語と日本語と
1部ずついただけました



階段を降りて地下へ進むと
ワインの貯蔵室

その先には処刑所、そして
かの有名な牢獄が現れます

16世紀、この地下牢に約5年もの間
鎖で繋がれ幽閉されていた
ジュネーヴの宗教改革者・ボニヴァール
そんな彼について19世紀
イギリスの詩人・バイロンが詠んだ
"The Prisoner of Chillon"
『シヨンの囚人』が大ヒット
シヨン城が広く知られるきっかけとなり
今に至るのだそうです 

ヴェネツィアの【ため息の橋】が
思い出されました 

ここからは地上の様子です

窓自体も素敵なのですが
その影がまた美しく

上の写真・右上は
13世紀に造られたお手洗いで
円い穴から下を覗くと
美しきレマン湖がお出迎え

もはや「ぼっとん」の
ぼの字すら聞こえないであろう
お手洗いから湖までの距離
云メートル

スイスの寒い冬は特にお尻がスースー
ゆっくり用を足せたもんじゃ
ありませんね
(笑)

ちなみに、同写真・右下の円いのは
お手洗いを真上から撮影したもの
(✳別室に同じ形状のお手洗いがもう1ヶ所
そちらはプラスティックのパネルでカバーされており
高所恐怖症気味の私でも
こうして写真に残せました
笑)

また、写真中のイラストにもある通り
かつては排泄物を窓からぽとん
それらを避けるための傘もあったそうな

私たちは閉城の1時間半くらい前に入り
平日だったことも幸いしてか
密を感じることは全くなく
消毒液は至る所に置かれ
下の写真のように
部屋ごとに人数制限が設けられていたり
細い通路では立ち止まらないよう
指示書きもあったりと
終始安心して見学できました

上の写真の湖の風景は天守閣より撮影
ここは私だけ
サクッと行って参りました

実のところ、この天守閣をはじめ
勾配のある階段や滑りやすい石の階段等
息子をおんぶ、抱っこしていて
ちょっぴり危険を感じることがあり…
(✳時に私自身、単独であっても
)

お子さま連れの場合には
十分ご注意なさってください



さて、シヨン城の見学は以上で終了
最後はミュージアムショップにて
ポストカードをお土産に
閉城ギリギリのところ急いで出口へ

〔 ここで写真を撮りながら、なぜか頭に浮かんだ曲が
「森と〜 泉に〜 かこ〜まれて〜」

『ブルー・シャトウ』by ブルー・コメッツ

皆さま、ご存じでしょうか

(✳Isabelle、一応アラサーであります
笑)

Wikipediaさんによれば『ブルー・シャトウ』は
カナダのレイクリゾート滞在中に作曲されたとのこと
湖畔にお城、あながち間違ってないような!(笑)
なんだか全然景観は違うのに
ふと箱根が懐かしく感じられたり
やっぱり物寂しさを覚える秋ゆえかしら
〕

(そういえば、ヴェネツィアでは 渡辺真知子さんの
シヨン城の魅力をお伝えするはずが
トイレネタに往年の歌謡曲と
妙な印象を与えてしまい恐縮です
(笑)

ディズニー映画『リトル・マーメイド』で
エリック王子の暮らすお城の
モデルともなっているシヨン城
麗しきレマン湖畔にて
アリエル気分を味わうも良し

ぜひぜひお訪ねを

(なんちゅう締めなんでしょう
笑)

本日もお読みいただき
ありがとうございました
