日本で度々物議を醸している
出生前診断 

賛否両論あるかと思われますが
以下、私の通う
ドイツ某婦人科のケースです 

妊婦健診初診で病院を訪ねた際
実はドクターから
「出生前診断について次回までに検討を」
とのことで説明がありました

①超音波検査
②母体血清マーカー検査
③新型出生前診断(NIPT)の3つのうち
いずれか1つは受けるよう勧められ
2回目の健診まで約1ヶ月
仏人夫ビーちゃんともたくさん話し合い
候補は①と③に絞られたものの
どちらにすべきかなかなか決められず
いざ 健診日に医師に相談

すると、あいにく①の検査は
こちらの病院では実施しておらず
少し離れた隣町の病院にて別途予約が必要
ということが判明 

(先に言ってくれぃ
笑)

ビーちゃんは 独語ができない私のため
健診には毎回付き添っており
遅めに出勤したり仕事を抜け出したりと
ただでさえスケジュール調整に苦労する中
車で往復1時間以上かけて別の病院…
お互い「無いわぁ」ってな表情を示し
その日その場で受けられる③に決定

〔✳ちなみに、ビーちゃんの会社(部署?)では
元々 出勤時間が特に定まっておらず
早い人で朝6時頃、遅い人は10時前くらいに出勤と
自分/家族のペースで働くことが可能です

ただ、大事な会議は朝一スタートのことも多いため
スケジュール調整は欠かせません
〕

こちらの検査
日本では20万円前後かかるでしょうか
ドイツでは約1/5のお値段です 

私が採血室にいる間
ビーちゃんは別室で申込書に記入

1週間後、結果が届き次第
連絡いただけることになっており
待つこと7日、金曜の夜 

あれっ、そういえば連絡無いなぁ

(ビーちゃんに言われて気付いたほど
正直、酷い悪阻で結果云々どころではなく
)

まぁ、きっと月曜日にでも連絡来るさと
翌土曜日はIKEAへLet's go

駐車場に車を停め、お手洗いも済ませ
さ~てショッピング 



と、ここで プルルルル

見慣れないナンバーに
恐る恐る出るビーちゃん
すぐさま人の少ない出入り口へと移動し
しばし真顔で耳を傾けます

その後、笑って盛り上がる様子を見ると
やはり職場関係か知り合いか 

終話した彼は
何やらニヤニヤ

「性別、どっちだったと思う
」

チーン







電話の主は
婦人科の受付の方でした

(✳土日・祝日は本来休診)
ビーちゃんも私も、電話連絡はあくまで
「検査結果が出ましたから
いついつ病院へいらしてくださいね」
で終わるものかと思いきや
なんともご親切に
子どもの性別まで教えてくださり

いやぁ、確かにNIPT申込みの際
性別判定【有】に ✔ を入れていた訳ですが
まさか電話で知ることとなるとは
夢にも思いませんでした

(しかも、ほんのちょっとの差ではあるけど
夫婦揃ってじゃなく夫に先に知られるとは
笑)

何はともあれ(笑)検査結果は良好
おかげさまで順調に育っております

本日もご拝読
ありがとうございました
