この写真から
「あっ、あそこね」と
すぐにお判りいただける方も
いらっしゃるでしょうか

バースデーランチの後は
オランジュリー美術館を訪ねました

ルーヴルやオルセーほど混雑はしておらず
(平日の午後イチだったのもあるかな
)

セキュリティチェックや
チケットカウンターで並ぶこともなく
スムーズにIN


壁一面に広がる大きなキャンバス
これぞまさに息を呑む美しさ…
ドイツへ戻り
うちにある とある絵本を確認すると
やはり載ってました
オランジュリー美術館の『睡蓮』by モネ

幼稚園の頃に買ってもらったものの
ちょっぴり大人な雰囲気かつ文字も多めと
長いこと読まずに本棚で眠ったままになっていた絵本
『リネア モネの庭で』
大人になってじっくり読むと
モネの絵の素晴らしさがしみじみ伝わってきます

(↑新品価格、スゴい上がりよう
笑)

さて、オランジュリー美術館には
モネの「睡蓮の間」以外にも
印象派画家の有名な作品がたくさん

似た構図ではあるものの
ちょっぴり異なるルノワールの作品
(✳NYのメトロポリタン美術館にもありますが
ここではパリの美術館所蔵2作品で比較)
(左:オルセー美術館/右:オランジュリー美術館)
それぞれ味わいがあって
どちらも素敵ですが
個人的には
燭台付のピアノが好きなのと
色遣いに より暖かみの感じられる
オルセーの方が

『ピアノを弾くイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル』
(画家アンリ・ルロルの娘たちを描いた作品で
白いドレスが姉のイヴォンヌ
赤いドレスが妹クリスティーヌ
イヴォンヌはドビュッシーがかつて愛した人)
背景(壁部分)には
私の大好きな画家ドガの絵も飾られてて
同じ時代を生きた2人の作品が
同時に楽しめる
そんな贅沢な1枚です

その他
私の母お気に入りの
マリー・ローランサンの作品も数点
なんとも憂いのある女性たち
彼女たちは一体何を考えているのだろう、と
しばし鑑賞にふけっていた私です

(✳横長や正方形のポストカードに最近ハマってます
)

パリをお訪ねの際はぜひ
オランジュリー美術館 オススメです

本日もご拝読
ありがとうございました

【追記】