3月後半に募金活動をはじめて、メンバーを集めてそれぞれ募金箱を持たせた時のことを思い出した
ある1人のインドの男の子が「僕は募金箱は持ちたくない」と言いだした
どうしてときくと「僕はインド人で見た目もテロリストっぽいとよく日本人に怖がられるから僕みたいな人が募金箱を持ってここに立っていたら皆の迷惑になっちゃうから僕は遠くで写真とったり別のことをして活動に参加したい」と・・・
私は彼に「大事なのは見た目じゃなくて心だよ・・・」とめちゃめちゃへたくそな慰めかたをしたな・・・σ(^_^;)
そして「そんなこと関係ない!とにかくこの箱をもってここに立って募金活動よろしく!」と強く言ってしまった・・・
そして彼は恥ずかしそうに、でも大きなずぶとい声で「BOKIN ONEGAISHIMAAAASU」と一生懸命
呼びかけていた・・・そして15分後「チャリン」と一枚のコインが彼の箱の中へ・・・
その瞬間彼は私を見て今まで見せた事のない!最高に幸せそうな笑顔を浮かべた・・・(-^□^-)
「やったよ!こんな僕でも信用してくれてお金を入れてくれた!」
私は彼のその時の笑顔と言葉が身にしみた・・・
今まで色々と日本にインド人、外国人として苦労したことや悩んだことが沢山あったんだろうな・・・
でも震災があって、「日本の力になりたい」と言うまっすぐで優しい気持ちが形になって、募金して義援金を受け取る人達の為にも、こうやって劣等感を抱えている外国人にとってもお互いに通じ合う大事な時なのかなと・・・
なんだろうな~3・11のことで何かを誰かが一生懸命やるって、素晴らしいことなんだな!
国境、国籍、年齢なんてまったく関係ない!いつもお世話になっている人達、日本への恩返し・・・
これで出来るといいね!
そして私は御礼を言いたい・・・
私達を信じて募金に御協力頂いた皆さんそして参加しているメンバーの皆さん、本当に有難うございます
これはメンバー皆同じ気持ちだと思います
さて、今回そんな気持ちを胸にDiwali祭でも募金活動を約1時間半行った結果お陰さまで
¥33,633円集まりました
この義援金はインドボランティア団体の皆さんがこれから寒くなる東北の皆さんの為に炊き出しなどの資金としてキフしました。
やっぱりどんなに時がたっても、消えない過去、そしてまだまだ皆さんの知恵と力が必要な東北!
募金でもなんでも継続することが大事なんだなと心から思いました。
募金活動、自分の時間が許す限り頑張って続けて行こうね皆☆
Happy Diwali!!