ルーター交換でファイル共有ができない | 勝手にオフィシャルの備忘録

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ルーターの初期設定のIPアドレスは、メーカーごとに異なる。具体的には192.168.yyy.xxxのCクラスが割り当てられているが、第三セグメントの値(yyyの部分)が異なる。このため、ルーター交換時に以前のルーターと頻繁に接続を付け替えることで、セキュリティソフトのファイアーウォールのセキュリティレベルが、過去の履歴などを基に自動的に上がり、新しいルーターで一部のプロトコル(もしくはポート番号)をブロックしている可能性がある。

 

例えば、プロバイダーの変更で、自前のルーターから新しいプロバイダーから供給されたルーターを使用した場合に、Windowsファイル共有ができないということが起こる。pingも通らない。一方でiTunesのホームシェアリングなどのストリーミングは可能だったりする。

 

ひとえにセキュリティレベルと言っても、プロトコル、ポート番号、使用しているネットワークソフトなど、実際には設定が細かいものがある。ベンダーによるが、ファイアーウォールのセキュリティの厳しさが異なるようだ。公衆無線LANに接続すると、セキュリティレベルが上がることがある。

 

また、プロバイダーによってバックボーンの接続地点が異なるので、グローバルアドレスが頻繁に短時間で異なるので、起動時にWindowsが不正使用と判断されたり(Windows Genuine Advantage)、gmailから警告メッセージが出ることもある。