夢日記「犬の鳴き声で話す友人」
友人が犬になってしまった。
いや、見かけは人間なのだが、犬の鳴き声で話すのだ。
犬の鳴き声だが、言ってることは理解できた。
テレパシーみたいに頭の中に直接意味が伝わるのだ。
だがこの友人と話しているところを人に見られるのは、かなり恥ずかしい。
何しろ相手は、ワンワンとかウーとか、犬の鳴き声なのだ。
電車の中やスタバで、この友人といるときは、まわりからジロジロ見られ、いつも恥ずかしい思いをしている。
この犬男と同類と思われるのが耐えられない。
それである時、電車の中で友人に言った。
「静かにしててくれないか。電車に犬が乗ってるのかとみんなに注目されてるぜ」
すると友人は、
「じゃあおまえも黙ってろ。野良猫が乗ってるのかと、みんなお前のこと見てるぜ」
と、言った。
たしかにまわりの視線は私に集まっていた。
今まで気がつかなかったが、どうやら私は、猫の鳴き声で話していたようだった。
