みなさん、こんばんは。
私、大学の頃に心理学を専攻していました。とても「心」というものに興味があったのです。
夢判断にとても興味が惹かれ、没頭して勉強していた時もありました。
誰しも夢は毎晩複数見るらしいのですが、覚えている時といない時があり、覚えていたとしてもすぐ忘れてしまうことがほとんどらしいのです。
ですので、自分を実験台に夢判断をしようと思ってもなかなかサンプルが集まらず、枕元にメモとペンを置いておき、夜中でも夢を見て目が覚めたら寝ぼけ眼のまま夢を書き留める、なんてことをしたりもしていました。
夢判断の話は以前記事にしたことがあるので、もし興味があったら読んでみてください。
今日はそんな夢判断の話ではなく、心理学を勉強していたら必ずやるであろうテストを話題にしたいと思います。
よく雑誌とかでも取り上げられるのでご存じの方も多いかもしれません。
川を渡る女
L子とM男は互いに愛し合っていました。
二人は大きな川を隔てて隣同士の村に住んでいました。
川に橋は無く、会う時は渡し舟を利用していました。
大きな台風が来て、川が氾濫し、洪水が二つの村を襲いました。
かなり大きな被害になり、死傷者がたくさん出て、お互いに消息がつかめません。
L子はM男のことが心配でたまらず、嵐の中を船着場まで行き、船頭Pに必死に頼みました。
「命をかけるんだから、500万円くれたらやってみるけど」
L子はそんなお金を持っていなかったので、別の船頭Sに頼みました。
「わかった、でも、死ぬかもしれないので、君を一度だけ抱かせてくれ」
彼女は大いに悩みましたが、船頭Sに体を与えました。
向こう岸に無事渡ったL子はM男を見つけることができました。
船頭Sとの行為を打ち明けたとたん、M男は、
「そんな女性とはつきあえない、別れよう」
「私はあなたが心配でたまらず、死を覚悟して渡ってきたのに」
L子は失意の元、村へ帰り、泣き明かしました。
彼女のことが好きだったH男は、泣いている彼女に「どうしたの?」と尋ねました。
一部始終を聞いたH男は、彼女をなぐさめ、やがて二人は結ばれて幸せな家庭を築きました。
※さて、この5人の登場人物を好きな順番に並べて下さい。
いかがでしたか?
誰が一番好感が持てて、誰に一番忌避感を感じましたか?
なぜかみんな自分と同じように思うはずだと感じるようなのですが、お友達とやってみたら見事に違う回答になるのも興味深いところです。
大体予想がつくと思うのですがそれぞれの登場人物には役割があります。
L子はLOVE(愛)
M男はMORALS(道徳)
H男はHOME(家庭)
船頭SはSEX(性欲)
船頭PはPROFIT(お金)
素直に考えれば、一番好感を抱いた人物の属性が自分にとって大事にしている価値観、と捉えられると思います。それで間違ってはいないのですが。
私が講義で習ったときには誰が一番嫌いか、ということに焦点を当てるテストだと習いました。
一番嫌いだと思ったところが自分の欠点だという分析です。
L子が嫌いなら愛なんて信じてないし、浮気も平気、貞操観念全くなし。
M男が嫌いならルール度外視の非常識人間。
H男が嫌いなら家庭が一番大事なんてバカじゃない?という結婚に向かないタイプ。
船頭Sが嫌いなら性的関係に嫌悪感のある潔癖症。
船頭Pが嫌いならお金に縁のない貧乏タイプ。
もっと突っ込んで考えると自分の欠点であり自分の中にある一番嫌いだと思っている点だ、ということなのです。
愛のために友達も家族も後回しにする性格(L子)とか常識に縛られすぎて綺麗事ばかりいう自分(M男)、見栄や体裁のために結婚した自分(H男)、言い寄られると断れない私(先頭S)、お金が欲しくて手段を選ばないことがある自分(船頭P)・・・など。
こういった心理テスト、というのは結果が用意されていて診断結果を読むという印象があるかもしれないのですが、本当は自問自答する問題なのです。
自分の本当の心は自分にしかわからない。
自分を変えられるのも、自分しかいない。
心理学って奥が深いですね。
興味深い勉強だと思いますが、決して答えのないものだとも思います。
正解も間違いもないものだから・・・
ちなみに私はこのテストにどう答えたか、公開しておきますね(笑)
嫌いな順に
船頭S→M男→L子→先頭P→H男 でした(笑笑)
弱みに漬け込んで金を要求することには嫌悪を感じないのに貞操を差し出せというのにはゲスさを感じる、という感想だったのですけれど。
お堅い自分が嫌いなのかもしれません(笑)
それほど自分のことお堅いとも思わないんですけどねぇ・・・
下ネタも全然平気なんだけどな。ハハハ・・・