1st beat : LOVE IS・・?
-Side 楓-
あたしと彼がであったのは、とある飲み会。
友達からの誘いで行った時、彼はいた。
あたしは彼を知ってた。
でも、芸能人じゃない。
実際、会ってみると意外と普通だった。
「名前は?」
「楓」
「へぇ、変わった名前。」
「あなたは?」
-知ってるけど聞いてみた。
「おれは皓、知ってる?」
「何を?」
「あー興味なさそうだもんな、男いそうだし。」
「居ないから居るんでしょう?」
「確かに。レーサーなんだけど。」
-少し自慢そうに話すとこが子供っぽかった。
「みんなそうでしょ?」
「へー知ってんだ。」
「聞いたもの」
「興味ある?」」
-ないフリをしたほうがよさそうだ。。
「微妙・・・」
「なんだよ、その微妙って・・・」
-おもしろい・・・
「じゃあ、あるっていっとこか?」
「その口調がむかつく」
「じゃあはなさないとこか?」
-本当はもっと話したい。
そんなこと考えながら彼との会話を楽しんでた。はじめから興味あって知ってますじゃきっと相手にされない。
そんな感じがしたから。
ファンであることを隠した。
結構、つらいものはあるけれど、つかんだチャンスは逃したくない。
でも、、なぜ彼はほかのモデルの子でなくあたしだったんだろう。。。。。?
不思議に思った。
-Side 皓-
まさか、いるとはおもわなかった。。
ずっとレース場で気になってたやつがまさかこんな普通なとこに・・・
正直おどろいた。
意外と見かけより負けず嫌いなようだ。
話をして俺はあいつをますます気に入った。
「名前は?」
-とりあえず、基本だよな。
「楓」
「へぇ、変わった名前。」
「あなたは?」
-知ってるだろ?
「おれは皓、知ってる?」
-レーサーだって。
「何を?」
-おいおい、そうくるか?
「あー興味なさそうだもんな、男いそうだし。」
-少しとぼけてるのに付き合った。
「居ないから居るんでしょう?」
-ホントかよ?
「確かに。レーサーなんだけど。」
「みんなそうでしょ?」
「へー知ってんだ。」
「聞いたもの」
「興味ある?」」
-うーん、こいつ、あいつじゃないのか?
「微妙・・・」
「なんだよ、その微妙って・・・」
-いや、覚えがある、その表情。
「じゃあ、あるっていっとこか?」
-こいつ、知らないふりをするつもりらしい・・・
「その口調がむかつく」
「じゃあはなさないとこか?」
「それじゃ俺がつまんないじゃん。」
「そうね、たしかに。」
このとき、普通なら途中でファンであること話すだろうに、あいつは最後までシラを通した。
そこが気に入って、なんとかこの場で終わらないように話をした。
次、会いたい。
素直にそう思ってた。
「はーい、時間らしいので、今日はここでお開きです」
幹事の直美が声をかける。。
その声と同時に、楓と皓はお互いの顔をみた。
話しかけたのは皓からだった。
「この後、どうすんの?」
「うーん、二次会ないみたいだから帰ろうかと思って」
楓はお決まりのようにそう答えた。
「・・・・この後、飲みにいかないか?」
少しテレながら話をする皓の姿は楓の笑いを誘った。
しかし、このまま一緒に飲みにいって大丈夫かと少し思う。
「・・・・・」
「いっとくけど、飲ませてどこかつれてこうなんて思ってはないから、一応」
「・・・・了解。」
そういう楓の顔にはうれしそうな笑みが浮かんでいた。
