アクリル樹脂は、無色透明でかたくてきれいなプラスチックですが、熱分解ではランダムな切断とともに、ポリマーの端から次々とモノマーの形で外れていくという、別の分解も起こります。
この分解はファスナーを開けるのに似ていることからジッパー型の分解と呼ばれますが、見かけは重合の逆であることから、解重合ともいわれます。
アクリル樹脂の場合、さらに温度が高くなるとどんどん分解が激しくなリ、400℃付近で燃えだしてしまいます。
ですので市販のアクリル樹脂は、解重合しない別モノマーを微量、共重合してそれを防ぐとともに、製品によっては熱分解を防止する薬剤を添加しています。