大麻映画② 日本とアメリカの大麻事情のズレ | 420§麻人リブミンのお戯れブログ§420

420§麻人リブミンのお戯れブログ§420

リブミンのブログへようこそ!

このブログでは医療&産業大麻・世論・国際情勢・ジャグリング・音楽などを取り扱っています。

動画プレイヤーを組み込んでますので気分で音楽を流しながら読んで下さいね。

こんばんわ。
今日は予告どおり大麻が出てくる映画をご紹介しようと思います。

前回の大麻映画記事ではヒップホップグループWu-Tang Clanのレッドマン&メソッドマン出演の『HOW HIGH』。ハリウッド俳優で名作『セブン』に出演していたケビン・スペイシーの『アメリカン・ビューティー』と『精神科医ヘンリー・カーターの憂鬱』の3本を簡単に紹介しました。

Redman&Methodmanやケビン・スペイシーなど日本でも人気のある有名人が大麻に関連する映画に出演していたのは大麻あまり良く思ってない方はビックリだったかもしれませんね。

今回紹介する作品は大麻が云々というものばかりじゃなくて、作品中のあるシーンで唐突に大麻を吸っている場面が出てくるようなその様なものも紹介に含まれています。
今日の記事は前回の大麻映画の記事よりビックリすると思います。(・o・ ) エッ?あの人が!?みたいな・・・ねw楽しんでください^^


今回のブログ記事では有名なものから知る人ぞ知るみたいな作品を数点と、現在のアメリカの大麻事情について映像を交えて書いていこうと思います。

大麻についてあまりよく知らないんだけど・・・って思われてる方で、もし今回のこの大麻記事で興味を持たれたり真実を追求してみたくなったのなら過去の記事のリンクを纏めたものがあるのでそちらの方を読んでみてください^^
大麻記事まとめ リンク切れ動画再UP




ではでは最初の一本目!


①『The Beach(2000年)』レオナルド・ティカプリオ主演。

トレイラーでは2:20秒の所で一瞬だけ大麻畑のシーンがチラッっと出ます。トレイラーではチラ見程度ですが本編では冒頭から中腹あたりで大麻の喫煙シーンなどが登場してきます。

この『The Beach』は現代文明に浸った主人公が東南アジア(ベトナムだったかタイだったような?)の懐かしい本来の人の躍動感を切望し旅行する。しかしその場で見たものは観光地として栄えたように見えるが見せかけで、堕落と欲望が渦巻く街の姿を見て落胆する。たまたま同じホテルで知り合った怪しい男から大麻を勧められ「この街には誰も知らない隠された島がある」と教えられる。しかし、それはタブーで翌日その男は誰かに殺害されていた。主人公は大麻畑があるその神秘の島を追い求めて探しに出るが・・・。
と、こんな風に物語が始まります。
物語の中盤からはアドベンチャーありヒューマンドラマありってな感じで描かれてて、その中で現代人達に対して現代の世界に対する疑問というかメッセージのようなものが練られていて考えさせられるストーリーです。なかなかお気に入りな作品です。



ザ・ビーチ (特別編) [DVD]/レオナルド・ディカプリオ,ティルダ・スウィントン,ロバート・カーライル
¥1,490
Amazon.co.jp




②『Jackie Brown(1997年)』ロバート・デニーロ、サミュエル・L・ジャクソンも出演。



トレイラーの映像では大麻のシーンはないのですが、本編の中盤辺にロバート・デニーロと金髪美女が大麻吸ってウフン♥アハン♥!?

この映画真面目なようで結構おバカムービー。運び屋スッチー・探偵・武器密売・ヒモ女・警察が50万ドルをネコババ独り占めしてやろうと各々は奮闘するが・・・?。おバカな話でしか表せない人間性を良く表現している作品だと思います。80’sな雰囲気と音楽も( ・∀・)イイ!!


ジャッキー・ブラウン [DVD]/パム・グリア,サミュエル・L・ジャクソン,ロバート・フォスター
¥1,500
Amazon.co.jp
ジャッキー・ブラウン [Blu-ray]/パム・グリア,サミュエル・L・ジャクソン,ロバート・フォスター
¥2,500
Amazon.co.jp



③『BLOW(2001年)』ジョニー・デップ主演。ヒロインはペネルぺ・クルス。



「シザーハンズ」「エド・ウッド」「ギルバートグレイプ(ディカプリオと共演)」「ネバーランド」「パイレーツオブカリビアン」など幅広いジャンルで活躍し人気絶好調のジョニー・デップ。今期からも新作ティム・バートン監督の「ダークシャドウ」が公開されました。
そんなジョニーさんですが大麻映画に出てたとなると結構ビックリしますよね。でも彼、実は他の映画でもベルトのバックルに大麻のエンブレムを付けてたりセリフに大麻を肯定するようなことも言ってたりして、実は大麻好きなんじゃないのかって思わされます。
今回紹介している「BLOW」はアメリカからメキシコに薬物取引のパイプを作って闇取引きし一儲けするところから展開。大麻の売買で味をしめた主人公はコカインにも手出しをしていく。いわゆるマフィア映画ですね。そんな主人公の成功と堕落と家族愛なお話です。


ブロウ [DVD]/ジョニー・デップ,ペネロペ・クルス,ポール・ルーベンス
¥3,990
Amazon.co.jp



④『GRASS マリファナVSアメリカの60年(2000年)』(大麻堂の麻枝光一の解説付き)


大麻堂HP ←大麻グッズや本やDVDなんかが売ってる。興味あれば覗いてみてね!

この映画『GRASS』は何度か紹介した「恐怖! 大麻・酒をめぐる黒歴史 [大麻講座その2・歴史編] 」の動画を丁寧にしたような感じで、以前記事にした「大麻考察⑥ 既成概念をぶっとばせ! 錯覚と二極化」はこの映画を意識した内容なので宜しければ参考に読んでみてください。大体のところは読んでもらえれば理解して頂けると思います。
大麻取締法は大東亜戦争後のアメリカ連合軍GHQの要らない置き土産みたなもので日本にとって百害あって一利なしな害ばかりの法律です。方や、2012年の現在ではアメリカでは約半数の州で医療大麻や産業大麻が認可されようとしています。
臭いものに蓋をし惰性で生き残ろうとする日本と、物事にたいしてしっかりと議論するアメリカ。この何とも言い難い状況に疑問を感じるような方なら太鼓判な作品です。オススメ!


グラス - マリファナvsアメリカの60年 [DVD]/趣味,ロン・マン,ウディ・ハレルソン
¥3,990
Amazon.co.jp






他にもリュックベッソン監督の『TAXI 1~4』シリーズ。
キャメロンディアス主演の『メリーに首ったけ』。
語るまでもなく有名な『イージーライダー』や、チーチ&チョンの『UP IN SMOKE』なんかもオススメです。






◎ここからは日本とアメリカの大麻事情のズレについて少しだけ追求してみようと思います。

さて、まずはアメリカの大麻事情についての動画を2本と、何年か前に日本のニュース番組(ニュースサテライトかな?)の報道を紹介します。
一本目『映画 Growing OP』二本目『Marijuana USA(映画音声)』、三本目は『医療大麻を産業に!?』の動画になります。





日本のニュース番組で10分も枠組みして報道していたこと事体ビックリですよね!
ニュース内でアメリカのオークランドで大麻に課税して自治体の赤字解消を狙うが・・・という内容。
しかし見ていると報道側に「大麻=悪」という思い込みが前提にある様で、何か番組の内容に不自然な流れが感じられます。

仮に大麻税で日本の地方自治の税収赤字の改善が見込めるのならその可能性について少しは議論してもいいようなものだがそれには触れず「アメリカで医療大麻が解禁されてるんですって!凄いけど日本ではね~・・・」みたいな、日本は日本、アメリカはアメリカのような他人事のような雰囲気を感じます。
しかしアメリカが大麻を是正している動きは、日本の大麻取締法がGHQから組み込まれたものならばその前提が覆されることになるのに、その事に対して報道のスペシャリスト達が議論しようとしないのは無知なのか、はたまた上からの圧力であるのか、とにかく報道というものはどこまでも無責任ですね。
疑問で視聴者の興味を引いて答えは無いという報道のスタイルには何時も怒りを覚えます。

昨今では、ナントカ言う女優が大麻中毒か?!などと連日報道されているようだけど問題の深い部分については一切追求しないのは何故なんでしょう?


先の二つの大麻の動画では、医療大麻を必要とする人が一つの州の過半数を超えている事や、病気に悩まされている人達が医療大麻の治療の場面、大麻料理を振舞うシャフや治療する医者の視点などが映し出されているのですが、これについて日本の報道陣は一体どの様に思うのでしょう?今日日の日本のマスコミが報じる「大麻ダメ!絶対!」の言い文句はそんなアメリカの医療大麻治療する人たちを全否定する事になってるのではないでしょうか。

アメリカでは今日も医療大麻の在り方について国民と州や国が一丸となって研究と議論を投じています。You Tubeにそういった動画が沢山あることがそれを裏付けていると思います。

さて、では日本はどうなんでしょう?
日本は旧態依然のままで大麻の研究も殆どせず「アメリカさんが大麻は悪いんだと言ってたんだから日本じゃダメなんだ」という一点張り。その様な稚拙な日本の司法の考えは中山康直さんの大麻記事を見てもらえるとわかると思うのですが、そういうことが如実に現れていていると思います。

フジTVやNHKの偏向報道などでマスコミの不誠実な態度や怪しさが蔓延していて本当に残念な事体にありますが、その様なマスコミが言ってきた大麻の「ダメ!絶対!」は貴方にとって信用に足るものなのでしょうか??

大麻はただの雑草で薬草でもあり食料や油など様々な資源として活用できます。
今月来月にはイランの石油輸出規制がかかります。日本では原発が全停止し代わりに火力発電で多くの石油を燃やすことになるでしょう。
そうなれば石油関連は値上がりし日本の財政はますます圧迫される事は誰にでも想像できますよね。
原発止めたはいいけど政府は一体どうするんでしょうね?大きな岩が惰性で動いていたものが突然止まってしまって動かすにも動かしようがなくなって「さて困った。どうしよう?」という状況でしょうが・・・。
今更ですが原発をいきなり停止するという事がどういうことなのか、反原発サイドの人達は身をもって知ることになると思います。
(僕自身は脱原発の考えで、準備をしゆっくり丁寧に次世代エネルギーにシフトしていくことが自然だと思っています。)

(余談ですが石油産出国の輸出制限または停止処置は数年まえから世界石油会議ドーハ大会などで議論されていました。日本政府はこの大事な世界会議に一度も議員を派遣したことがありません。マヌケもいい加減にしてくれって感じです。)

医療大麻の治療、産業大麻の資源獲得は人類にこれ以上はないってぐらいに貢献してくれます。
それらは職を生み、雇用が拡大され、病から開放されたり、フッ素化合物を多様した危険な商品からもヘンプ製品で改善されるでしょう。
政府公言の国の借金は1000兆円に迫ると言われてますが(正しくは政府が国民に借金しているもので国民の借金ではない)、そういった悩ましいものも大麻取締法という詰まらない意地の張り合いをやめるだけで改善されていくことは産業&医療大麻の過去の記事を見てもらえれば確信出来るのではないかと思います。

そういったものを正しく追求していく国民一人一人の姿勢が日本に蔓延するニヒリズムを打破しアイデンティティを確立していくのだと僕は思います。



ここまで読んで頂き本当にありがとうございます。
是非この記事を機に人と国の在り方について追求してほしく思う次第であります(`・ω・´)ゞ



今回の記事はココまで。

次回からは連続で中山康直氏の大麻裁判について書くことになると思います。第四回目の刑事訴訟裁判が今月7日。第二回目の行政訴訟裁判が15日にあるのでその状況がわかり次第になります。
その後も大麻について、日本のどうしようもない状況をどうやったら改善できるのだろうか、それを例にあげて一つ書いてみようと思います。
こちらのブログUPは今月中旬~下旬の予定です。


ではでは~(´∀`*)ノシ