医療のいろいろ

様々な視点を持って、医療の問題や課題を考えてみます。

Amebaでブログを始めよう!

医局制度 事件

こんにちは。pokoです(´∀`)
最近、キラキラしている社会人の方と出会って
良い刺激を受けています。
私も そんな人を目指そう。

今回は医局制度 事件
-----
医局制度によって起こった事件…と表現すると語弊があるかもしれません。
教授の権力が強すぎたために起こった事件…と表現した方がいいのかな。

医局制度時代に問題になった事件は様々です。
収賄。
過労死。
医療ミス隠蔽。
名義貸し。

このような事件が話題になり、
医局制度を変えようという動きが生まれた訳です。
→2004年新医師臨床研修制度導入

じゃ今 医局ない?かというと…ありますよね。
次回から、新医師臨床研修制度導入後の動きについて
掘り下げていきたいと考えてます。

-----
過去の流れを知って、今を考えると面白い。
そんなことを感じながら医局制度について調べていました。
医療は閉鎖的で堅苦しいなと思うけれど、
なんか深くて、理解するほどつながりが見えて、問題が見えてくる。

今日もありがとうございました(´∀`)
最近、天気悪いけど頑張ろ~クローバー

ランキング参加中です



医局制度 医師派遣

こんにちは。pokoですビール(´∀`)
夏休み中はなにかと飲む機会が増えますね。
飲みながら話すって大事なコミュニケーションですよね。

今回は、次回に引き続き医局制度について。
-----
2004年制度改正以前は
医局制度によって、医局の頂点に立つ教授が
教育・研究・診療・人事などのすべての権限を握っていました。

この教授の権限によって、
医局の医師を半ば強制的に市町村、田舎の病院にも派遣していた訳です。
強制的にと表現するとあまりよいイメージではないかもしれませんが、
医局制度によって地方医療が守られていたということです。
地域医療崩壊を防ぐ

制度改正後は
この強制力がなくなったため、研修医は自由に病院を選び就職するようになりました。
その結果、地方都市や田舎の病院へ行く医師が激減してしまっているようです。
…とまぁ医局制度の崩壊によって
全ての問題が解決したわけではなく、新たな問題が生じたことが見えてきました。
-----
次回は医局制度 事件
医局制度が引き金となって起こった事件から、医局制度を考えてみようと思います。

では 明日も元気に(´∀`)クローバー

ランキング参加中です。よかったらどうぞカエル

医局制度 研修医

こんにちは。pokoです。
今日は西麻布にある五行というラーメン屋さんに行ってきました。
おいしかったですよ~(´∀`)
さて今回は
医局制度について
-----
2004年に新医師臨床研修制度が導入され
事実上 医局制度は崩壊したと言われています。
現在のことを知る前に、昔のことを理解しなければと思い
医局制度を調べました。

まず
医局っていうと、白い巨塔を思い出す方も多いと思います。
分かりやすく表現すると、
教授を頂点とする研究・臨床・教育・人事を含めたピラミッド構造。
教授=社長となって、様々なことを決定する権利を持っていました。

2004年制度改正前は、大学を卒業し国家試験に合格した医師の卵
研修が義務づけられていませんでした。
(臨床研修制度は、医師免許取得後に2年以上臨床研修を行うよう努めるものと定められていた:努力規定)
ただ実際は、実地経験がなければ役に立たないということで
ほとんどの医師の卵は、大学医学部の医局に入局し
研修していたというわけです。

研修といっても、特定の診療科の医局に入局して
その専門科の研修しか行わないことが大半でした。
さらに研修中の医師の卵は、労働者として扱われず
過酷な労働をしても月数万円程度しか支払われなかったそうです。
研修医の環境が社会問題化

-----
今回はここまで。
まず研修医の問題が出てきました。
調べていくと、無給医局員という単語も見つけました。

ここまでだと医局制度=悪と感じるかもしれませんが、
メリットもあったようです。
次回は医局制度 医師派遣について。

では ありがとうございました(´∀`)クローバー