「自分を愛することが大事」ってよく息子に言われてきた。
私も今では本当にそう思う。
でも、「自分を愛する」っていったいなんだろう?
簡単なようで、とても難しい言葉。
たくさん教わって、たくさん感じてきたけれど、
まだわからないところがある。
だから、もう一度
ゼロから、自分自身で、考えてみたい。
今まで、本当に自分を愛してきたのだろうか?
以前は、仕事が出来る事が一番の価値だと思っていたから
仕事をしていた自分は愛してた。
根性で死ぬ気で頑張る事が当たり前だと思っていたから
「疲れた」と言わない自分は愛してた。
お金を稼ぐことも出来ていたから、
愛していた。
何かを始めたら極めたいという思いがあったから
途中で諦めない自分は愛してた。
何でも出来る良い妻になりたいと思い、
嫌な事でも、無理な事でも、自分の思いは関係なく
頑張った。。
そうしないと自分に価値がないと思っていた。
だから頑張った自分は愛していた。
だけど頑張れない自分、成果が出せない自分は、
ダメな自分だと思っていて、愛していなかったと思う。
振り返って考えてみると、
いつも何かしらの条件が揃ってないと
自分を愛せなかったと思う。
いつも条件付き。
「~できなければ」とか「~持っていなければ」とか。
でも条件はキリがないほどある。
10出来てても何か1つ欠けたらダメって事じゃない?
出来ない自分は価値がなくて愛せなかったということ?
そうか!私は自分を本当には愛してなかったんだ!
本当の愛は無条件のはず。
例えば子供に対して母親が持っているような愛。
何ができなくても、へこたれていても、
その存在そのものを愛している。
愛おしく思っている。
そんな愛が本当の愛のはず。
だからどんな自分でも愛する、
条件なしで、ありのままの自分を愛することが
「自分を愛すること」なのかもしれないと思った。
つづく。。
