帰ってすぐ書こうと思っていたのに、驚いたことにもう、一週間が過ぎてしまいました。
これまでコバトン杯という名称で川越で行われていた試合が、リンクの閉鎖に伴い、上尾に移り、名称も新たに、今年から行われることになりました。
私は二日目、5月4日だけ見に行ってきました。
2級女子と、ノービスA、B男子、ノービスA女子、ジュニア男子、シニア男子の試合が行われ、郁也君はシニア男子に出場しました。
エントリーはなんと、ジュニアの國方勇樹君を含め三人でしたが、國方君が棄権で、出場したのは、佐上凌君と板井郁也君の二人でした。
シニア男子は最後に行われたのですが、やっぱり、その感想から始めたいと思います。
先に滑ったのは、佐上凌君でした。
凌君の安定感は素晴らしいものがあります。
多少のミスはあっても、それを補って余りある技術的な安定があり、ジャンプの確実性が出てきました。スケーティングも滑らかですし、情感もどんどん出てきて、もしかすると、今の東日本ではトップクラスに入るスケーターに成長しているのかもしれません。
一昨年まで、さほど目立つスケーターではなかったと思うのですが、(私の友人は大ファンで、今はそれみたことかと思っているはずです) 去年あたりから、人に見せることを負担に思わなくなった、見られることを意識して、見せようという気持ちで滑るようになったように感じられて、技術的な安定とそうした意識の変化が、彼を大きく成長させたように思います。(かなりエラそうな言い方ですけれど、小さいころの、恥ずかしそうに滑っていた印象がどうしても抜けなくて、失礼ながら、今の凌君の成長が素晴らしいものに思えて仕方がないのです)
116.24というスコアで、今大会は凌君が優勝しました。
板井郁也くんは、滑走順の発表時には「アランフェス協奏曲」となっていたのですが、どうやら振付がまにあわなかったらしく、オペラ座の怪人でした。
今回のオペラ座は、郁也君にすれば、比較的薄味の、さらっと流した感じのする演技だったように思います。
でも、彼らしい、けれん味やしぐさの美しさ、決めの形の凛々しさなど、とてもすてきな箇所が沢山あって、相変わらず個性的な素敵なオペラ座でした。
ジャンプは、すごくよくなってきているように私には見えました。
転倒や、パンクもいくつかあって、点数的には出ていませんが、6分間練習では、ルッツやループをきれいに決めていたり、3ルッツ―3トーのコンビネーションも、ステップアウトはしましたがちゃんと降りていました。郁也君のいい時のジャンプはテイクオフに力が抜けていて、軽く飛び上がり、着氷も流れる、きれいなものでしたが、成功したジャンプはその時のような、質のいいものが多かったように見えました。
来シーズンを考えると、郁也君は、いろんな意味で当たり前の戦いをしていくんだろうと思います。周りはもう、心配したり、不安になったりしながら息をつめてみる、あるいは、滑ってくれているだけでいいというような見方をしてはいけないような気がします。(これはあくまでも、私の個人的な感覚ですが)
この日の演技中もスピンのところでふらついた時、笑い声をあげた人がいました。スタミナ切れと思ったのかもしれません。時々ある事ですが、郁也君にはそんなことをしたら失礼だという気持ちが今までの私にはありました(度のスケーターに対しても失礼ではありますが)。でも、そういう見方をする人がいることも含めて、当たり前の戦いをしているということなのではないかと、私は思います。体調が悪いからということを本人が言い訳にしない以上、ファンも、そういう目で見てはいけない、見ないようにしようと、個人的には思っています。
そういうわけで、これまでの郁也君の体調に触れたエントリーをいくつか非表示にさせていただきます。
皆さんも、これまで心配しながらご覧になっていた方も、よろしかったら、ほかの選手たちと同じ感覚で、スケーター板井郁也の演技を愉しんでみるのはどうでしょうか。私がそんなことを言う立場ではないのですが、なんとなく、そのほうが郁也君にも喜んでもらえるような気がします。
郁也君の点数は80.95
これからの試合で、どこまで上がっていくか、楽しみにしています。
それでは、ほかの競技の感想を少し。
メモをもっていかなかったので、印象に残った事だけ書きます。お名前を出した選手の演技が高評価をもらったかどうかとはかかわりなく、私の印象だけです。記憶も少しあいまいになっているところもありますので、ご容赦ください。間違った記述があったら教えてくださると大変ありがたいです。
まずは男子ノービスBから。
優勝した横谷純一郎くんは、音楽とよく合って見せる力もあるように見えました。なかなかの演技でした。田中蓮音君は長い髪を後ろで一つにまとめていて、見かけが個性的したが、なかなかの演技派でもあり、多彩な振り付けをよくこなしていました。嶋崎帆帆渡君は地味に安定していました。
ノービスA
佐藤駿君が圧巻の演技でした。三回転はバンバン飛ぶし、なんとトリプルアクセルにも挑戦。回転不足でしたが、認定はされていました。ちょっと羽生君テイストを漂わせつつ、圧勝です。小田垣櫻君はアディオス・ノニーノ。時々織田君テイスト(別に対抗しているわけではありませんが笑)を漂わせつつ、まとまった演技。というより、この年でこれ滑る? 南雲響君、足が長い! 田村篤彦君、飛ばし屋さんかな?動きがよかった。菊池俊瑛君、ロビン・フッド。かわいい!
ジュニア男子
堀義正君、演技が大人っぽくなった。トリプルもたくさん入り、技術的に安定してきた感じがします。でも、その分、個性がなくなった気がしないでもない…競技者としては今のほうがいいんでしょうけど、ちょっと寂しい。大島光翔君のカルメンは、なかなかそれっぽく見せていました。愛くるしい子供だったのに、かっこいい少年になってしまって、これも少し寂しい。そういう意味では深瀬憲人君も、なんかつかみどころのない子供っぽさが好きだったけど、彼も競技者の顔を見せるようになりました。田村君も同じ。みんな大きくなるんだなと当たり前のことを思ったジュニア男子のカテゴリーでした。神戸巧輝くんは出だしがすごくかっこよかった。後半は少しぐずぐずの印象でしたが、お!と思わせるものがありました。
ノービスA女子
人数が多すぎて、把握できていない選手もいます。私的に印象の強かったところだけ数人です。優勝した野田あかりさんはジャンプをはじめとして技術レベルが高いと思いました。踊れるのも魅力です。山口紗椰さんは6分間から目立っていました。山椒は小粒でピリリと辛い的なちょっと新葉ちゃんテイストが…(テイストばっかり言ってますが)。文句なしにうまいと思いました。山田穂垂瑠さん、転倒が多かったような気がするけど、うまいと思いました。中野遥菜さんは順位は低かったけど、のびのびと滑っているように見えました。延命佑喜子さんはスケーティングが滑らかでよかったけど、少し笑顔を見せてくれるともっと印象がよかった気がします。あとは、高岳未実さんや宮坂蘭さん、米津さとみさんが、それぞれの個性で印象に残っています。
昨年はなかなか行けなかった地方大会ですが、今年はたくさん行けるといいなと思っています。
そして、感想もあげられるといいんですけれど。
来季の目標にします。
これまでコバトン杯という名称で川越で行われていた試合が、リンクの閉鎖に伴い、上尾に移り、名称も新たに、今年から行われることになりました。
私は二日目、5月4日だけ見に行ってきました。
2級女子と、ノービスA、B男子、ノービスA女子、ジュニア男子、シニア男子の試合が行われ、郁也君はシニア男子に出場しました。
エントリーはなんと、ジュニアの國方勇樹君を含め三人でしたが、國方君が棄権で、出場したのは、佐上凌君と板井郁也君の二人でした。
シニア男子は最後に行われたのですが、やっぱり、その感想から始めたいと思います。
先に滑ったのは、佐上凌君でした。
凌君の安定感は素晴らしいものがあります。
多少のミスはあっても、それを補って余りある技術的な安定があり、ジャンプの確実性が出てきました。スケーティングも滑らかですし、情感もどんどん出てきて、もしかすると、今の東日本ではトップクラスに入るスケーターに成長しているのかもしれません。
一昨年まで、さほど目立つスケーターではなかったと思うのですが、(私の友人は大ファンで、今はそれみたことかと思っているはずです) 去年あたりから、人に見せることを負担に思わなくなった、見られることを意識して、見せようという気持ちで滑るようになったように感じられて、技術的な安定とそうした意識の変化が、彼を大きく成長させたように思います。(かなりエラそうな言い方ですけれど、小さいころの、恥ずかしそうに滑っていた印象がどうしても抜けなくて、失礼ながら、今の凌君の成長が素晴らしいものに思えて仕方がないのです)
116.24というスコアで、今大会は凌君が優勝しました。
板井郁也くんは、滑走順の発表時には「アランフェス協奏曲」となっていたのですが、どうやら振付がまにあわなかったらしく、オペラ座の怪人でした。
今回のオペラ座は、郁也君にすれば、比較的薄味の、さらっと流した感じのする演技だったように思います。
でも、彼らしい、けれん味やしぐさの美しさ、決めの形の凛々しさなど、とてもすてきな箇所が沢山あって、相変わらず個性的な素敵なオペラ座でした。
ジャンプは、すごくよくなってきているように私には見えました。
転倒や、パンクもいくつかあって、点数的には出ていませんが、6分間練習では、ルッツやループをきれいに決めていたり、3ルッツ―3トーのコンビネーションも、ステップアウトはしましたがちゃんと降りていました。郁也君のいい時のジャンプはテイクオフに力が抜けていて、軽く飛び上がり、着氷も流れる、きれいなものでしたが、成功したジャンプはその時のような、質のいいものが多かったように見えました。
来シーズンを考えると、郁也君は、いろんな意味で当たり前の戦いをしていくんだろうと思います。周りはもう、心配したり、不安になったりしながら息をつめてみる、あるいは、滑ってくれているだけでいいというような見方をしてはいけないような気がします。(これはあくまでも、私の個人的な感覚ですが)
この日の演技中もスピンのところでふらついた時、笑い声をあげた人がいました。スタミナ切れと思ったのかもしれません。時々ある事ですが、郁也君にはそんなことをしたら失礼だという気持ちが今までの私にはありました(度のスケーターに対しても失礼ではありますが)。でも、そういう見方をする人がいることも含めて、当たり前の戦いをしているということなのではないかと、私は思います。体調が悪いからということを本人が言い訳にしない以上、ファンも、そういう目で見てはいけない、見ないようにしようと、個人的には思っています。
そういうわけで、これまでの郁也君の体調に触れたエントリーをいくつか非表示にさせていただきます。
皆さんも、これまで心配しながらご覧になっていた方も、よろしかったら、ほかの選手たちと同じ感覚で、スケーター板井郁也の演技を愉しんでみるのはどうでしょうか。私がそんなことを言う立場ではないのですが、なんとなく、そのほうが郁也君にも喜んでもらえるような気がします。
郁也君の点数は80.95
これからの試合で、どこまで上がっていくか、楽しみにしています。
それでは、ほかの競技の感想を少し。
メモをもっていかなかったので、印象に残った事だけ書きます。お名前を出した選手の演技が高評価をもらったかどうかとはかかわりなく、私の印象だけです。記憶も少しあいまいになっているところもありますので、ご容赦ください。間違った記述があったら教えてくださると大変ありがたいです。
まずは男子ノービスBから。
優勝した横谷純一郎くんは、音楽とよく合って見せる力もあるように見えました。なかなかの演技でした。田中蓮音君は長い髪を後ろで一つにまとめていて、見かけが個性的したが、なかなかの演技派でもあり、多彩な振り付けをよくこなしていました。嶋崎帆帆渡君は地味に安定していました。
ノービスA
佐藤駿君が圧巻の演技でした。三回転はバンバン飛ぶし、なんとトリプルアクセルにも挑戦。回転不足でしたが、認定はされていました。ちょっと羽生君テイストを漂わせつつ、圧勝です。小田垣櫻君はアディオス・ノニーノ。時々織田君テイスト(別に対抗しているわけではありませんが笑)を漂わせつつ、まとまった演技。というより、この年でこれ滑る? 南雲響君、足が長い! 田村篤彦君、飛ばし屋さんかな?動きがよかった。菊池俊瑛君、ロビン・フッド。かわいい!
ジュニア男子
堀義正君、演技が大人っぽくなった。トリプルもたくさん入り、技術的に安定してきた感じがします。でも、その分、個性がなくなった気がしないでもない…競技者としては今のほうがいいんでしょうけど、ちょっと寂しい。大島光翔君のカルメンは、なかなかそれっぽく見せていました。愛くるしい子供だったのに、かっこいい少年になってしまって、これも少し寂しい。そういう意味では深瀬憲人君も、なんかつかみどころのない子供っぽさが好きだったけど、彼も競技者の顔を見せるようになりました。田村君も同じ。みんな大きくなるんだなと当たり前のことを思ったジュニア男子のカテゴリーでした。神戸巧輝くんは出だしがすごくかっこよかった。後半は少しぐずぐずの印象でしたが、お!と思わせるものがありました。
ノービスA女子
人数が多すぎて、把握できていない選手もいます。私的に印象の強かったところだけ数人です。優勝した野田あかりさんはジャンプをはじめとして技術レベルが高いと思いました。踊れるのも魅力です。山口紗椰さんは6分間から目立っていました。山椒は小粒でピリリと辛い的なちょっと新葉ちゃんテイストが…(テイストばっかり言ってますが)。文句なしにうまいと思いました。山田穂垂瑠さん、転倒が多かったような気がするけど、うまいと思いました。中野遥菜さんは順位は低かったけど、のびのびと滑っているように見えました。延命佑喜子さんはスケーティングが滑らかでよかったけど、少し笑顔を見せてくれるともっと印象がよかった気がします。あとは、高岳未実さんや宮坂蘭さん、米津さとみさんが、それぞれの個性で印象に残っています。
昨年はなかなか行けなかった地方大会ですが、今年はたくさん行けるといいなと思っています。
そして、感想もあげられるといいんですけれど。
来季の目標にします。