あくまでも自分の視点で、今までの記事をまとめながら順を追って「ヒルトン・モルディブ/イルフシ・リゾート&スパの全て」をここに記します。初めての方でお時間のある方、是非最初のページから順を追って全部読んでください。
基本情報
モルディブ
この国はとてもユニークである。世界が地球温暖化によるモルディブを悲観し対策を施そうとしている一方で、当のモルディブ国民はと言えば平気でゴミを海にポイ捨てしている、ぬくぬくと育てられた国、それがモルディブである。また、国自体が国民に信頼されていないので、海外への流出資産は莫大である。
国民
モルディブ人のほとんどが「井の中の蛙」で、大海を知ろうともせず。絆だとか、信頼というものが存在しない。「依存」ということばがこの国民にはふさわしい。
季節
乾期(1月~4月)と雨期(5月~12月)※あくまでも自分個人の見解
ヒルトン・モルディブ/イルフシ・リゾート&スパの全て
ヒルトン・モルディブ/イルフシ・リゾート&スパの地図
Irufushi Beach & Spa Resort オフィシャルホームページ(日本語版)
まずは上記ページがこのリゾートを知る全てを凝縮させているのでご覧いただきたい。また、そのページのヒット数が多いので必要事項のクイックリンクをページの下段に設けてある。営業時間、メニュー、値段等は多少変更があるものの、ビジュアルは今も一緒。
イルフシビーチ&スパリゾート裏情報 も是非参考にしていただきたい。
予約
来るなら絶対に乾期。予約はヒルトンサイトからか、直で問い合わせるのが一番。しかも、期日直前に。(ヒルトンは稼働率重視でビジネスをしているから。)予約時に会員登録をお忘れなく。リゾート内で特典がある。英語ができなくても、なんらかのサポートがあるのがワールドワイドホテルの良いところ。ちなみに、ゴールデンウィークに旅行代理店を通して予約をするのが一番高くつくケース。(ゴールデンウィークは日本の文化。この時期に値段が通常よりも高いのは日本だけ。しかも、天気の保障はない。)
持ち物と確認
下記のページを参考にしてください。
マーレ到着
日本から来る便はすべて夜マーレへ到着する。ただ、到着するエアポート島は首都であるマーレ島ではない。自分は来た当時ここからこんがらがっていた。
無駄泊
ヒルトン・モルディブ/イルフシ・リゾート&スパへは水上飛行機で次の日に移動する。安全面から夜間の飛行はしていない。で、近くで無駄泊をしなくてはならないのだが、「フルレアイランドホテル」は到着したエアポート島内にあるのでシャトルバスで移動するに対し、それ以外のホテル「リラックスイン」や「ホテルムーカイ」などはすべて首都であるマーレ島にあるのでエアポート島からマーレ島へ船で移動することになる。ちなみに、無駄泊ホテルで酒が飲めるホテルは「フルレアイランドホテル」しかない。
フルレアイランドホテル(Hulhule Island Hotel Maldives)
水上飛行機
実は、これが一番厄介なのである。なぜならばたいていの場合、前日深夜に無駄泊させた上に朝一でリゾートへ飛ばされるからだ。しかも当然リゾートに到着しても部屋などできているわけがない。今のところ伝授できる裏ワザはないが、その日の到着客の状況によっては水上飛行機のリクエストも可能。その場合には、正午ごろのフライトをリクエストするとすべてがスムーズに運ぶ。ただその可能性はかなり低い。
水上飛行機の待合所にはヒルトン専用ラウンジがある。ここはチェックインに必要な手続きを済ます場所でもあることを覚えておいてほしい。宿泊カードに名前と住所などを記入、パスポートのコピー、デポジットの手続き、この3点を求められる。ただ、なぜこのラウンジでこの手続きをしなくてはならないのかはとても疑問である。自分だったらリゾートへ行ってからそれをすべて済ませる。なので、ラウンジでは是非ただ寛いでいただきたい。間違ってもパスポートのコピーだけ、とか宿泊カードに記入だけ、とかデポジットの手続きだけとか完全でない手続きをここで中途半端に終わらせないでいただきたい。やるならやる、やらないならやらない。理由は言えない裏ワザである。
リゾート到着
このリゾートはマーレ時刻+1時間であるので注意。まず到着してから考えていただきたいことは、予約すべきものは何かである。以下のものが要予約。
① 夜のディナー
リゾートにはレストランが5つある。メインダイニング Iru Restaurant、シーフード料理 Islander Grill Restaurant、地中海料理 Trio Restaurant、アジア料理 Flavours Restaurant、中華ヌードルバー Bamboo である。すべての予約はメインダイニング Iru Restaurant にて承る。
メインダイニング(07:00-11:00/12:00-14:30/19:00-22:30)
Iru Restaurant、ビュッフェ形式。予約は一切いらない。朝、昼、夜と営業しているのはこことルームサービスのみ。ただし、閑散期の昼はクローズする。基本昼は辞めた方がいい。料金に含まれる朝食はここのみ。夜は通常インターナショナルビュッフェだが、週に2回のみスペシャルブッフェとなる。シーフードビュッフェ(火曜日)、モルディビアンビュッフェ(金曜日)。料金は、夜は大人70ドル~90ドル。シーズンによって変動する。シーフードビュッフェのみ価値がある。夕食付で来ると毎晩ここで食べなくてはならないので結果高くつく。日曜日にクッキングクラスがある。要予約。
シーフード料理(12:00-15:00/19:00-22:30)
Islander Grill Restaurant、シーフード料理。昼の予約はいらない。サンセットがきれいなレストラン。天気がよければ、ディナーはビーチで。サンセットは19:00~19:30である。週に2回のバーベキューは19:30スタートで、水曜日のロブスターBBQと土曜日のフィッシュマーケット。この日は他のメニューは扱っていない。ロブスターが特別好じゃなければ火曜日のメインダイニングへシーフードビュッフェに行けばいい。ここはあくまでアラカルトレストラン。
フィッシュマーケットメニュー ロブスターBBQメニュー
アイランダーグリル ディナーメニュー↓
地中海料理(17:30-19:00/19:00-22:30)
Trio Restaurant、地中海料理。夜のみの営業。ウィークリーハイライトのタパスサンセットディナー17:30~19:00、毎日開催。軽い夕食を早めに取りたいんだけどプールサイドのスナックじゃあ雰囲気なさすぎ、という方はこれ。毎週金曜休み。毎日アラカルトメニュー。
ベジタリアン用 メニュー↓ デザート メニュー↓
↓ トリオレストラン キッズメニュー
アジア料理(19:00-22:30)
Flavours Restaurant、アジア料理。夜のみ営業。毎日アラカルトメニュー。毎週月曜休み。このレストランにワインセラーがある。毎週月曜日は天気がよければモルディビアンベアフットBBQをレストラン前のビーチで楽しめる。「Bare Foot」は「裸足」の意。だからと言って裸足じゃなくてはいけないわけではない。
基本的に自分はこのレストランは好きではない。誰がコックだか知らんが、アジアの食材に精通したコックじゃないから。
ウィークリーハイライト、週2回ほど実施されるワインアカデミーセッションでは、ただでワインの試飲ができる。もしも気に入ったワインがあれば、通常の20%引きでワインを購入できる。ただし、購入後のワインは部屋でしか飲めない。木曜日のフード&ワインペアリングディナーは4組集まらないとキャンセル。特に必要なし。 ワイン通がうんちく言い合って自慢しあうだけのディナー。
フレイバーズレストラン内ワインセラー(19:00-22:30)
ここは木曜日のワイン&フードペアリングディナーの時以外は特に使われることはない。もしくはオーバーブッキングした時や、突然の雨のベランダ席避難部屋。
中華ヌードルバー(12:00-15:00/19:00-22:00)
Bamboo Restaurant、中華ヌードルバー。夜は要予約。昨年の暮れに、チャイニーズニューイヤーの中国人のために強引にオープンさせたレストラン。メインバー、ウォーターズエッジ内にある。特にコメントなし。中国人とヨーロッパ人はうまいと言って食ってるが、行かなくていい。
②エクスカーション
エクスカーションとは、船で遠出するツアーのことだ。当然やることといったら限られる。基本4つしかない。スノーケリングツアー、フィッシング、ドルフィンクルーズ、地元の島観光。この予約はリクリエーションセンターで承る。船の数が絶対数に対して足りていないために、すぐに定員に達する。最悪の場合できないことがある。また、雨期に来るとほとんど天候によりキャンセル。
③ウォータースポーツ ・ ④ダイビング
ウォータースポーツセンターにてカヌー、カヤックは無料で貸出。晴れていれば、それでリゾートを一周するもよし。思い出になるであろう。
ダイビングセンターでは、毎朝11:00にフリートライアルを実施している。予約はいらないし、水着を着てダイビングセンターに行けばいい。ダイビングの初歩を無料で学べる。 スノーケリングの道具はここで無料貸し出し。
ウォータースポーツセンターの料金表とエクスカーションの紹介のページ。
ダイビングセンターの料金表とダイビングスポットの紹介のページ。
⑤スパ
スパはとにかく人気がある。要予約。どれをやればいいのか迷ったら「シロダラ」にすればいい。スタッフはバリニーズが圧倒的に多いからバリニーズマッサージもいいかも。 予約は電話予約より出向いて予約がいい。なぜなら、受付嬢が丁寧に説明してくれるし、その日のお勧めや特典事項も確認できる。なにより、ハイドロセラピーが無料で利用できるので、水着を着て予約に来るがてらそれを利用して欲しい。
スパメニュー日本語訳完全版(イルフシビーチ&スパリゾート)
このページにある程度似たようなメニュー項目の日本語訳があるので、是非見比べて参考にしてください。料金表は「ヒルトンイルフシ スパメニュー」を参照のこと。
以上5項目が要予約な事項である。
※雨期に来ると、すべてのスケジュールが狂ってしまうので乾期に来るのが好ましい。
スイミングプール
リゾートには2つスイミングプールがある。一つはジャングルプール、もうひとつはインフィニティープール。基本的に昼食を食べる場所。ジャングルプールは家族用のプールでガキがわんさかいる。その反面、インフィニティープールは16歳未満お断りプール。当然ほとんどの人がインフィニティープールへ行くので半端なく混む。
ジャングルプール(プール08:00-日没/スナック12:00-21:00)
正式名称はフルイッドプール、フルイッドバー。だが、ジャングルプールの方が明確。以前はメインプールだったこともあるこのプールがいつからか家族用プールとなってしまった。そのために、ちびっこにはかなり深いプールでもあるので、目を離さないようにしていただきたい。昼から通しで21:00までなにかしら食べることができる。ただ、20:00くらいがラストオーダーと考えておいたほうがよい。 予約なしで夕食を食べることができる場所としても覚えておいていただきたい。
インフィニティープール(プール08:00-日没/スナック12:00-19:00)
正式名称はリフレクションプール、リフレクションバー。スナックは昼から通しで19:00まで営業。17:00から19:00までは毎日ハッピーアワーがある。1つ買うともう一つついてくる。もう一ついらないから半額にしてくれと思うが無理。で、ただでさえ忙しいバーであるからこのハッピーアワーの時間帯は想像にお任せする。
メインバー(08:00-00:00)
Waters Edge Bar、メインバー。このバーは到着時にウェルカムドリンクをお出しする場所。出発時に水上飛行機をお待ちいただく場所。週に何日かナイトエンターテイメントがある。詳しくはレストランウィークリーハイライトをご覧いただきたい。火曜日のライブミュージックは以外といい。毎日22:30から00:00まではハッピーアワー。レストランの飲み物リストはここを参考に。
カフェ(10:00-18:00)
Cafe Freddo、カフェ。エクスカーションの待合所になっている。ショッピングモールの中、インターネットカフェの裏にある。ヒルトンになってから出来たカフェ。もともとエクスカーションのカウンターになるはずであった場所だが、ずっと空き部屋だった。どうでもいいが、マネージメント会議でとある予約部長がカフェを提案。とっくに辞めていないけど。
ルームサービス(24時間)
正式名称はインヴィラダイニング。
ディスティネションダイニング
これは知る人ぞ知るモルディブならではのプライベートダイニング。ビーチで二人だけの夕食をどうぞ。
さて、今までいろいろあったが、ようやくこのリゾートも軌道に乗った気がする。 というわけで、来月にここを去ることにした。 放浪の鉄則は思い立ったが吉日だから。
このブログを訪れた方がこのリゾートを選んでくださることがあれば幸いであるが、モルディブには他にもたくさん魅力のあるリゾートが存在するということを忘れないでいただきたい。