こんにちは！
子育てカウンセラー
チャイルドコーチングアドバイザー
川石夏実（かわいしなつみ）です。
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私の大晦日は
神様に感謝する日です。
時は16年前の大晦日。
当時、フランスに住んでいたので、
大晦日はパリのオペラ座で行われる、
クラシックコンサートのチケットを
購入していました。
私は幼いころからピアノを習い
クラシックコンサート、
オペラ、バレエなどを
鑑賞することが大好きでした。
ヨーロッパと言えば、本場なので、
日本よりも安く鑑賞することができます。
まして、
憧れのパリオペラ座でのコンサート。
大晦日のコンサートですから、
ドレスアップ必須です。
ずいぶん前からチケットを取り、
指折り数えて、何を着て行こうか
考えることも楽しみでした。
パリから車で
1時間ほどの街に住んでいたので、
大晦日はパリに泊まって
新年を迎える予定でした。
なのに…
朝から、「え、なにこの血？」
と大量の出血があったのです。
「私、妊娠してるんだよね。
生理じゃないよね？」
と頭の中は真っ白になり、
コンサートどころでは
なくなってしまったのです。
日本でも大晦日に
医療機関にかかるのは大変ですが、
フランスでは、もっと大変。
もともと、
お医者さんにかかること自体、
日本のように簡単にかかれません。
必ず「予約」が必要です。
なので、
私も妊娠しているのは
検査薬で知っていただけで、
きちんと産科のお医者さんに
診てもらったわけではなかったのです。
私の産科の初診予約は、1月中旬でした。
「どうしよう…」
と思いながら、救急病院へ行きました。
ものすごく待たされましたが、
エコーで落花生みたいなものが
映っていたので、
やっぱり間違いがなかったようです。
と同時に、
妊娠が継続されていることが確認でき
安心しました。
胎盤からの出血だったみたいですが、
大事に至らなくて安堵しました。
結局、
楽しみにしていたオペラ座へは
行かれず、家での年越しとなりましたが、
そんな”落花生”だった娘も今は16歳。
コンサートの代わりに、
翌年娘が生まれ、
今もこうして一緒に大晦日を迎えている。
あの時、安堵した気持ちは
いまでも忘れられません。
娘を初めて見た大晦日。
私は何度も
｢親になる資格なんてない｣
と思うほど、
大人になりきれていない
自分の未熟さが情けなく
満点の子育ては
できなかったけれど、
ずっと
愛おしくかけがえのない存在である
ことは変わらない。
あなたの母になれたこと、
大晦日になるたび、
神様に感謝しています。
2020年もいよいよ大晦日となりました。
今年を振り返って、
どのような1年でしたか？
どうぞよいお年をお迎えください。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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川石夏実