前回の続き
翌日の朝起きると、自分が何処に泊まっていたのか一瞬わからなかった。
隣にいる元パートナーを見て、現実を理解した。
あ~一つ終わったんだなと。
SEXをしてすぐ寝てしまったのでお互い裸のまま肌を寄せて寝ていた。
起きる予定時間よりも1時間早く目が覚め、また考えにふける。
でもどんなに考えにふけても現実は現実である。
この時自分は何がショックなのかはまだ自分で理解していなかった。
何処に行き着く訳でもない考えを巡らせ、1時間が過ぎた時、最後だからまたSEX
使用と思った。
元パートナーは俺のことなど全く頭に無いぐらいの爆睡である。
最後にやって仕事に行くか。そう思った。
体に触れてるうちに、相手が目が覚める。
数年前に一緒に暮らしてる時期もあったが、当時は寝てる時にこういうことで起こされる都機嫌が悪くなる女であったが、さすがに罪悪感があるせいかすんなり僕を受け入れる。
昨夜は全く勃たなかった息子は今回はまぁ元気になる。
SEXの流れは覚えてない。
でも最後だからという大事さもなく普通に終わった。
それから準備して仕事に向かう。
最後は笑いを入れながらのさよならをして家を出たが、出た週間に素彼がどっと出る。
なんで俺が優しくしたのかこの時はまだわからず。
通勤電車の中は俳人のようだった。
たまたまかけた音楽がどうしようもない映画の主人公を思わせるぐらいによかったのが記憶に残っている。
その日朝から夕方まで仕事だった。
仕事の内容は伏せるが、ほとんど人と喋らない仕事の為一日中考えていた。
降っていた雨は気づかないうちに雪になり積もり始めている。
踏んだり蹴ったりな一日だなと心から思ったよ。。。
仕事中、なぜ自分が嫌なきもちになってるのか、なぜストレスになっているのか、なにがそんなにショックだったのか、いろいろよく考えた。
一つ一つ消化していく。これ程人として大事な時間はなかったと思う。
まず最初に何がショックなのか考えた。
彼女と別れるなんてショックでもなんでもない。むしろ願ったりな話である。
じゃあなんでショックなのか?自分作品の共同制作者のアーティストと盗られた気分ということに気付く。
盗ったも盗られたもないあいてではあるんだが、これから自分がアーティストとしてかなり勢いをつけていた矢先だからこそショックだったのである。
何がその先気になったかというと、そのアーティストと今後やり辛くなることが一番嫌だからである。
俺も向こうに気を使い、向こうも俺に気を使う。それほど最悪なクリエイションはない。
そう考えると、この状況に落とし込んだ元彼女に憎しみがかなり沸いてきた。
どんなに大変な時に支え(俺)がいなくとも、俺の右腕だと思っているアーティストにその状況に落とし込んだことがゆるせなくなってきた。
あ~死ねばいいのに。
いろいろ明確になり消化しようとしても受け入れられない現実であった。
今まで通りにできるかも問題だし、これから先自分の精神的に一緒にやれるかも心配であった。
寂しくて誰かといたくて誰がいるかと考えると一人しか思いつかない。
この一人はここ1年程心身ともに自分と繋がっている相手である。
この相手をYとしよう。
Yはアーティストとして、ビジネスパートナーとしてもよく自分を理解してくれてる人である。
甘えたがったが、むこうの何か消化できないことが起きたらしく会えずじまい。。。
でも、このYが生涯自分と事実婚だろうなと確信した。
Yと会えないことがわかると誰に半紙を聞いてもらいたいか考えると、愛の塊のような新湯を思い出し連絡した。
向こうの仕事で結局会えなかったんだが、この人とと出会えて本当に良かったと思う。
この人程内容を知らなくても愛を与えてくれた人はいないと思った。
仕事が終わり次第、家に直帰し酒にどっぷり浸かってこの日はふて寝。
どんなにつらくても泣けない自分に悲しみながら布団に入って就寝。
