世の中には、好きなことを仕事にしている人がどれほどいるだろうか。
そんな幸福な人、どれくらいいるだろうか。
そんなことを真剣に考えさせられてしまうお店がある。
勇気を出して言っちゃうが、私は「しまむら」が好きだ。
何というか、だ、誰がコレを着るのだという服の山の中から、
ちょっとこれはイケルかもってお宝感覚で洋服を探すのが、
何だか、「しまむら」すら着こなす私のセンスってスゴイ感の悦に浸るのが好きだった。
が、ごめんなさい。
恥ずかしい。あっしが間違ってやした。
やっぱりいいものは違う!
着心地感が、デニムとは思えないほどソフト。
「しまむら」は、ワンシーズン持てばいいやの感覚で、
気軽に870円とかのカラージーンズとか買ってたのだが、
いかんせん、痒かった。
何が痒いって、縫い目のところのももの内側が。
チクチクして痒いのなんの。
しかし、ここのこだわりのデニムは、糸も柔らかいものを厳選、
柔らかいフィット感はあっても、痒いなんてことは一切無し。
新品なのに敢えて古着風に仕上げるこだわり。
ポケット一つにしても、ミリタリーパンツには缶詰入れてホフク前進しても大丈夫なような工夫とか、
色んなストーリーがあるらしいだが、
その歴史を忠実に再現するキメの細やかさには脱帽。
肌触り、着易さが最高なので、休日はヘビロテアイテムになってしまった。
お洒落感の漂い方も断然違うので、ご満悦。
(ボタンもかわいくて、オシャレ。デニムが柔らかいので取り外しがスムーズ♪)
騙されたと思って一度お試しアレ。
私ではうまく語れぬ、デニムの熱いストーリーを、ここのご主人と美しい奥様が、熱く語ってくれます。
その話を聞いてると、
あ~、誇りを持って仕事してる。
好きなことを仕事にするというのは、こういうことなんだというのがよくわかる。
昼間のOL生活と、色の伝道師の間を揺れ動く私としては、
羨望のまなざしで見つめてしまうひと時なのであった。
やっぱり良いものは良い。
好きなことを仕事にしよう。
そんなモチベーションすらあげてくれる素敵なお店である。
是非一度ご来店くださいませ。