国債無限ループ
銀行が政府から国債を買う
↓
そのお金で政府は公共事業をする
↓
公共事業を依頼された会社が儲かる
↓
そのお金を銀行に預ける
↓
銀行の預金が増える
↓
そのお金で銀行は政府から国債を買う
以下繰り返し
分かりましたか?
まあ要は
政府が公共事業することで預金が増えて政府はまた借金できるということです
なんだか不思議ですね
これは今流行りのMMT理論というやつです
(モダンマネタリーセオリー現代貨幣理論の略)
ひと昔前
国民の貯金は1400兆円くらいだからそれより政府の借金を増やすことはできないなんて言われていましたが
このMMT理論だと政府はいくらでも借金できることになっちゃいます
また経済学で有名なクラウディングアウト(政府が借金することで民間が借りるお金が無くなってしまうってやつ)もこのMMT理論を使うとそんな現象は起きません
でも政府がそんなに借金してお金をバラまいたらインフレになるのでは?
なんて声がありますが
今、現にインフレは起きていません
なぜか
それはお金が特定の人(お医者さんなど)にしか使われてないからです
MMT理論賛成派の中には
国はいくらでも借金できるんだから貧困層にお金をバラまいて弱者を救おうという人がいます
しかし
貧困層にお金をバラまいたらさすがにインフレになってしまうと思います
少しのインフレなら歓迎ですが…
加減が難しそうですね