帰りは私の家の都合で早く帰らなくちゃいけなくて。
どこにも寄れないのですが…
そう言えば去年、友達と行った時は色んなところを回って楽しかったなぁと思い出していました。
どこか寄りたいなぁ…
道端に鍾乳洞の看板を発見しました。
良い天気だし。
なんだか楽しそうなのだ
渋るカン君に無理を言って、車を停めてもらいました。
なんだか小ぶりそうだし。
直ぐに回れそう。
普通の民家の裏庭的な感じでした。
お庭の池の水がとても綺麗です。
受付を覗くとおじさんが出て来ました。
「コウモリ怖い？
今冬眠しとるで、結構おるんよ。
怖がる人いるから。」
「何もしなかったら大丈夫ですよね？」
「大丈夫大丈夫、寝とるから。」
入場料を払うと、入った所のお水を飲むように勧められました。
柄杓で汲んで紙コップで頂きました。
カルシウムが豊富で体に良いそうです。
冷たくて美味しかったです。
カン君は飲みませんでした。
コウモリちゃんが直ぐ横でお手玉みたいな形でぶら下がっています。
お顔は見えないんですけど、急に飛んだらどうしようって怖くて怖くて
カン君も怖いのか、私を置いてスタスタと歩いて行きます。
もっとゆっくり見たいのに
黒いのは全部コウモリちゃんです。
とても深くて青い所とか、沢山あったんですけど、カン君が置いていくので写真を撮れずでした
小さめとは言え、中々見応えありました。
下呂温泉からの帰り道には鍾乳洞が沢山あるみたいです。
綺麗なお水で近くの川には蛍が沢山出るそうです。
出て来たらおばあさんが出て来てくれて。
色々教えてくれました。
「コウモリ好きな人が来て、１匹手のひらに包んで出て来ちゃったんよー。
よう寝とるもんやけ、もいだらちょっと起きて、そのあと手のひらの中でスヤスヤ寝るんよ。」
そんなに大人しいなら、入る時に言ってくれれば怖がらずに済んだのに。
「またゆっくり来ようね。
蛍見に来よう。」
いや、蛍の頃にはコウモリちゃん、イキイキしてるんじゃないかしらん？
怖いけど、今度はもっと大きな鍾乳洞に行きたいと思いました。
本当に綺麗なお水だったんです