今日は久しぶりに友達とその家族と集まりました。


前日に起こった事で、善?は急げの私は朝から面接の人に辞める事を伝えようと電話しました。


出てくれない。


お休みかしら?


前日の面談はパワハラなんじゃないかと思い始めて、美容師派遣の人に相談しようかとLINEしました。


そしたら面接の人(会社の重役)から折り返しがかかって来ました。


何か改善して欲しい訳では無く、速やかに辞めさせてもらいたいので、細かい話はしないと伝えました。


それでも理由は言わなくちゃいけないので、かなり大まかに伝えました。


前店舗の系列店を打診されましたが、ポンコツ(出来る人改め)の顔をもう2度と見たくない事を伝えて、サッパリ辞める事になりました。


3月一杯か4月一杯でと言うと、4月一杯までとの事で、あと5週間も通わなくてはいけません。


そうこうしていると友達の息子ちゃんが友達と奥ちゃまを連れて迎えに来てくれました。


慌てて飛び出すと、美容師派遣の人から着信がありました。


友達もいるし、早く切らなくちゃ。


「ご相談があったんですけど、解決したので辞める事にしました。」


「どうされたんですか?」


「お店が新しくなってホットペッパービューティーを使うようになったんですけど、私悪い口コミをもらってしまって、だから私が悪いんですけど、入客制限するとかなんとか…


それは良いんですけど、お店のスタッフ2人も一緒になって3人がかりで吊し上げられた気持ちになって。」


「それは酷い目に遭いましたね。


それはパワハラじゃ無いですか。


ご紹介して申し訳ないです。」


「悪い口コミもらった私が悪いんで。」


「そんな事はホットペッパービューティー使ってたら、絶対ある話なんでcookieさんが悪い事無いです。


じゃあもう美容師は辞めたいですか?」


「お仕事は楽しくなって来たので、続けたい気持ちはあるんですけど。」


「お?素晴らしい!


是非ご紹介したいお店があるのですが、今お時間はございますか?」


「今出先なのと、4月一杯までは働くのでその後ちょっとゆっくりしたいかな?と思って。」


「あ、お出かけ中ですか?


ではまた、落ち着いた時にご連絡下さい!お待ちしてます。」


この会社、私で儲ける気だな。


なんだか息子ちゃんと奥ちゃまが盛り上がっています。


「なんかな、奥ちゃまがな、cookieちゃんの店って知らんと行ってな。」


「あ、来てくれたん?ありがとう。


私も気付かなかったわ、ごめんね。」


「違うんです。


私ね、やり直しまで行ったんですけど、どうしても気に入らなくて口コミ書いちゃったんですあせる


書いてからスタッフ一覧見たら、cookieちゃんの名前が有って…


めっちゃ慌てちゃって…」


「書いた後で気付いたから反映されませんようにってめっちゃ祈っててんけど反映されてもうて、めっちゃ焦ってた。」


この奥ちゃまが書いたのは37歳の新しい人の悪口コミでした。


やり直しに来てくれた時に、あれ?知ってる人かもって思ったのを思い出しました。


髪型が変わっていたのと、そんなにしょっちゅう会ってる訳でも無く、マスクもしていたのでその時はお互いに分かりませんでした。


悪口コミの方は、文面がちょっとツッコミ入ってて面白かったので覚えていました。


「あー!あの口コミ面白かったよ!


私の事じゃ無いから全然大丈夫👌」


「仲良かったらどうしようと思って焦ってて。」


「仲悪くは無いけど全然平気。


あの人も全然気にしてないから大丈夫👌


私は気にし過ぎて仕事に支障が出たから、吊し上げられてん。」


それでも奥ちゃまはとても気にしてくれて。


何が気に入らなかったのか、どこを失敗されたのかを説明してくれました。


やり直し前の写真を見せてくれて。


37歳の新しい人に見せた、なりたかったヘアの写真も見せてくれて、全然違ってて。


37歳の新しい人、前店舗の系列店でマネージャーまでしていて、いつも自信満々で偉そうなのにこんなもんなんだなって思えました。


そして、悪口コミを書いてる人は本当に怒って書いてるんだなって申し訳なく思いました。


なんだかもっと勉強して、美容師続けたいと思いました。


せっかくブランクの穴埋めが出来つつあるし。


色んな嫌な事沢山有ったけど、ちゃんと私の我慢を見ててくれたお客様もいらっしゃるし。


面談の日に施術させて頂いたお客様は


「あなたいつも元気で一所懸命な人やと思って見たのよ。


今日のカットあなたに当たって良かったわ。」


って仰って下さって、とても嬉しかったんです。


やっぱり美容師は続けたい気持ちになりました。