前にエキスポシティに行った時に、カン君がとても気に入った服を息子に買ってあげたいと言うのが、今回の趣旨でした。
なんで？
自分に買えば良いのに…
「これ、セットアップ出来る様になってるやん！
めっちゃ可愛いやん！息子ちゃんに絶対似合うわー！」
大興奮のカン君。
分かるんですよね〜。
私も太ってる時は、どうしても欲しい服があったら、娘にプレゼントして着てもらう事あります
息子とカン君は服の趣味も似てる？のか、カン君が合わせてくれてるのか…
父親よりも父らしいカン君です。
お昼まで息子がリモート授業なので、お昼からの約束でした。
前日に
「明日、お昼何食べる？」
「きっとあの子、肉って言うわ。
牛食べたいって言うわ。」
と言う私の読み通り、息子は焼肉食べたいって。
そこでいつもランチにしか行かない焼肉屋さんに行きました。
息子はロース定食、私とカン君はハラミ定食。
ネジシタだったかしら？薄くて大きな肩ロースだったと思います。
それも一人前追加してくれました。
息子は久しぶりのちゃんとした焼肉をとても喜んで食べてました
エキスポシティに着いて、最初にカン君オススメのお洋服屋さんに行きました。
Ｔシャツは喜んだんですけど、パンツは要らないって
セットアップだから可愛いってカン君が言ってるのに。
とりあえず他も見たいと言うので、３人でブラブラ。
息子の好きなお店に行って…
なんだかよく分からない、全然素敵とは思えないＴシャツを欲しがる息子
結構安かったし、私でも買ってあげられそうなので、買えばって言いました。
そしたら…
革の財布が欲しいって…
マジックテープの財布が欲しいって言うから、半年前くらいに私が１つ。
ちゃんと写真で確認した買ったのに、欲しいのとは違ったのか、使わないのでカン君が１つ。
この半年ほどで２つも買ってあげたのに
「こないだからマジックテープの財布２つも買ってあげてるやん！
全然使ってないやん。
それは自分で買いなさいよ！」
「えー…自分で買うよ。」
「お金あるの？」
「ここに入ってる。」
最近口座を作った息子のは、通帳レスのデビットカードで、スマホで決済出来るのですが…
「口座にお金入ってるの？」
「無かった」
じゃあ我慢させよう
知らん顔したりました。
私が我慢させたい気持ちが分かっていたのか、事の成り行きを見守っていたカン君。
私が知らん顔してる間に息子と話していて。
カン君が買ってあげそうなので
「そんなに欲しいんやったらママンが貸してあげるわ。」
って近付くと
「cookieちゃんあっち行ってて。
俺が買うから！」
むむ！甘々だぞカン君！
息子はとても喜んでいました。
思いがけず財布を買わせてしまったからか、そこから息子は服を見ず。
一応いつも通りくるーっと見て回り、初めのお店に戻りました。
やっぱりいくら勧めてもパンツは要らないと言います。
パンツもカッコイイのに
３人でわちゃわちゃしてると、店員さんが
「お父さんはこのブランドご存知ですよね？
９０年代に流行ったブランドなんです！」
とうとうお父さんと言われてしまった。
急にソワソワとし出す３人
でも誰も何も言わず。
息子の反応が心配になってしまい
「でもそのＴシャツやったら、手持ちの薄い色のデニムと合わせたら良いか。」
「それでバッチリやと思います！」
良かった。
３人の心の動揺はお兄さんには伝わらなかった様です。
カン君もそのブランドのパンツを気に入ったみたいで、ちょっとシャカパンみたいなパンツを迷ってました。
大きい作りのブランドなのに、サイズがＸＬしかなくて、見るからに大きかったんですけど、試着する事に。
「それくらいダボっとしててもカッコイイですね。」
いや、そんなに背が高いわけでもないから…
ちょっと変だってば
「それは遠山の金さんやわ。」
ってカン君と私しか分からない事を言いました。
「うん、これはあかんわ。」
うん、やめとこう。
私にもＴevaのサンダルを買ってくれました。
「cookieちゃん、欲しいのん無かったん？」
「いいよ、息子に沢山買ってもらったし。」
「いいよ買いなさいよ。
後が怖いし…」
人聞きの悪いカン君
見て回ってる時に、私が可愛いって言ったＴシャツとデニム生地のストライプ柄のスカートを買ってくれました。
やっぱり透け感のあるお上品なワンピは却下されました
レデイライクなお洋服は、どうにも買う気がしないそうです
私だってたまにはお姫様になりたいんだけどな。