息子がバイトを始めたんですよぶちゅーぶちゅーぶちゅー

バイト初日。

カン君が

「☆☆君、ちゃんとやってるかな?

泣いてないかな?

ちょっと見に行く?」

ってゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

「前だけ通ってみる?」

「言われなくても止められても前通るよ!」

道から覗くと息子が大将と並んで何かしています。

お店はとても暇そう…

「入っちゃう?」

「それは☆☆君怒るよ。

ちゃんとやってるんかな?

怒られてはなさそうやな。」

働いてる息子を見て、なんだか嬉しそうなテンション上がってるカン君。

私もテンションが上がって。

なんだか本当に子供を心配する「両親」みたいでした。




父親は息子の合格も進学も、全くのスルーなのに。

「合格おめでとう!」すら無いのに。

なんであんな人と作っちゃったんだろう。

こんな暖かい人と子育てしたかったえーんえーんえーん

カン君を新しい、ちゃんと選んだお父さんにしたい!って強く思いました。

カン君は望んで無いだろうけど。




元夫は可愛げはあったんですけど、とにかく自分!自分!な人で。

息子の受験も…

大学って何校か受けるじゃ無いですか。

ウチの息子が受けたのは3校だけ。

受験した事の無い元夫には、何校も受けるのが気に入らなかったようです。

初めの大学受験の時に、受験料を振り込むように頼むと、「分かった!頑張れ!」って返って来たそうです。←滑り止めだった

2校目の時は「分かった!」

志望校の時は「分かった」

息子にも分かるような返事の仕方。

わざと傷付けてるの。

自分が「気に入らない」と言う気持ちを分かってもらいたいばっかり。

息子が「気を使う」事を全く考え無いんです。

父親の本心なんて息子に見せたくなかった。

私ね、子供にお金かけたく無い元夫と、出来る事は何でもしてやりたい私の気持ちとの闘いをしていたんです。

お父さんは貴方達を愛してるのよって。

お金がある時も、出し渋りする父親を子供に見せないように。

間に入ってたのは、子供らを守りたかったから。

元夫のためにも、子供に嫌われないようにって。

それが…

「お金の事はお前とやり取りするん嫌や。

ちゃんと☆☆とは話せてる。

ちゃんと話を聞いてお金を出したい。」

って言う、元夫の希望で。

そう言われたらそうかと思って。

もう間に入って、父親として守ってあげなくても良いかって。

勝手に嫌われろよって。

元夫に任せたらこんな事に。

息子の話をちゃんとなんて聞いて無い。

すっかり子供達からの信用を無くしていました。

私はそんな人だって分かってたのに。

元夫は、自分の事を全く分かってない、残念な人なんです。

評する言葉は色々あると思うんですけど。

嫌な人でも無く。

悪い人でも無く。

残念な人。

大学のお金出してもらうつもりで言うのもなんなんですけど。

年取ってどうにかなった時、私の!子供達を頼るなんて事は絶対しないでもらいたいムキーッムキーッムキーッ

本当に信用出来ないので、娘の時は借りなかった奨学金、借りておこうと思います。

本当に信用出来ないから。

カン君と子育てしてたら…

っていつも思ってしまいます。

カン君だったら…カン君だったら…



今私は、親にも夫にももらえなかった、身近な人が守ってくれる安心感をもらっているんですよね。

カン君に愛情たっぷりに育て直してもらってる気がします。



「身近な人ほど酷い事する」って親に対しても夫に対しても、そういう思いがずっとあったから。

子供の居ないカン君が、私に「親」を教えてくれてる気がします。

カン君と付き合ってから、随分子供に優しくなりました。

「感情」とか「気持ち」とか。

大事にしなくちゃいけない。

カン君が私に教えてくれた事、沢山あります。