今日は私の車の車検でした。

銀ちゃんがしてくれるそうです。

運輸管理局?

車検場で銀ちゃんと待ち合わせ。

カン君は忙しいから良いよって言ったんですけど、ついて来てくれました。

お昼過ぎだったんですけど、お昼は食べずに行きました。

「銀ちゃんも誘って一緒に食べに行ったらええやん。」

って言ってくれて、楽しみに待っていたんですけど、喫煙所に行って思い出しました。

「銀ちゃんとご飯食べるの嫌や。」

「あ、そかそか、じゃあ2人で行こう。」

ごめんね🙏銀ちゃん。

いつもの車検代はなんだったのか?くらいの金額で済みました。

ディーラーに出した時の半分くらい。

本当にカン君は頼りになる人です合格合格合格

後は銀ちゃんが書類を取りに行ってくれるのを待つだけ。

所内はエアコンがついてないのか、ちょっと寒くて。

カン君の太ももの上に私の足を置こうとした瞬間。

首を傾げながら私を見る男性が。

カン君の事も首を傾げながら見ています。

「?」

「?…あ!川﨑(仮名)やん!」

「やんな!やんな!カンやと思ったわ。」

「こんなとこで会うなんて」

「俺の電話も出てくれへんねんから。

奧さん?」

「まだな、まだやねんけどな。」

「コイツ面白いでしょ?」

昔からの友達は分かってるみたい。

なんだか久しぶりに会った様で、長々とお話ししていました。

Aはナンタラしてて、Bは彼女と暮らしててなど、友達の近況を教えてくれてるみたいです。

「川口(仮名)のとこは離婚するって言うてるくらいの時から連絡取れへんねん。

あの奧さん………誰やったっけ?」

「あっちゃん(仮名)な。」

「おお、それそれ。

どうなったんかな?」

私立の高校だったからか、皆さん中々お金持ちみたいです。

川崎さん、お家遠いのに私とカン君のお家の近くまで、飲みに来てるみたいです。

そうは言わないカン君の彼への距離感を察して、何も言いませんでした。

銀ちゃんが来てくれて、車検終了。

「一緒に暮らしてるの?」

「まだやねん。」

「結婚するんやろ?」

「うん、そのつもり。」

川崎君ともサヨナラしました。

銀ちゃんも1人で帰って行き、私とカン君もやっとお昼にありつけます。

国道を走っていると

「昔この辺のマンションに住んでてん。」

「なんでこんなとこに?」

「当時付き合ってた子がこの辺に住んでたから。

さっき言うてたあっちゃんって子が双子で、もう1人の方と付き合ってた。」

「なんで別れたん?」

「俺、まだ靴屋でペーペーやったから、まだ結婚しても苦労かけるしとか思ってて。

付き合って3年目の誕生日終わってから、向こうのお母さんから、今年の誕生日にプロポーズが無かったから、別れたって欲しいって電話かかって来てん。

娘もそのつもりやったからって。」

ヤバイ親子だな。

その子も自分から結婚してって言ったって良いのに。

奥さんの前に3年付き合ってた人が居たのね。



お腹が空いていたので、一番早く見つけたカツ屋さんに入りました。

「なんか俺、結婚するつもりとか言っちゃって、プロポーズみたいになったけど良かった?」

「ちゃんとプロポーズはして欲しいから聞かなかった事にする。

ちゃんと膝付いてしてね。」

「どうやってよ。」

「こうやってよ。」

膝を付いて見せました。

カツ丼が出来て、取りに行きました。

衣が歯茎に刺さります。

ちょっと痛いのでゆっくり食べていると、お腹がいっぱいになってしまって。

残りをカン君が食べてくれました。

「こうやって食べさせるねんから、80キロ越えたらH無しとか言わんといてよ。」

「残せば良いじゃん。」

「あかん!」

綺麗に平らげました。

カン君お仕事なので、真っ直ぐ帰ります。

あくびをすると

「昼寝する?ラブホ行く?」

「カン君80キロ以上あるからH無しやで。」

「なんでよ!」

「歯が無い女とよくHする気になるよね?」

「cookieちゃんは歯が無くても可愛いよ。

俺、可愛く無い女の人には、「貴女自分で思ってるほど可愛く無いですよ」って、平気で言える男やで。

川崎とかドキドキしててんから。

まあ、俺がカッコ良かった時やけど…

今は何言い返されるか分からんから言わんけど。

cookieちゃんの事、可愛いと思ってなかったら言わへんよ。」

「その双子の子とか、全然会うことないの?」

「全然無いよ。

川﨑とも鬱になった時から面倒臭くなって会ってないのに。

電話かかって来ても面倒で出ーへんねん。」

「じゃあ、顔も覚えてないくらいか。」

「雰囲気は真木よう子やった。」

元嫁「松雪泰子」で、元カノ「真木よう子」って。

私の事はなんて言うのかしら?

歯が入ってから訊こうと思いますぐすんぐすんぐすん

「付き合ったら長いねんなぁ。」

「うん、俺付き合ったら長いよ。」

もう今はデブだから、その辺のおばちゃんでも良いかって私と付き合ったのかしら?

なんだかモヤモヤ。

訊かないけど、今は…


世界最弱だからえーんえーんえーん