解体さんの家から私の家の間に、クロちゃんの店が有ります。

クロちゃんの店でビール飲んで帰ろう、

酔っちゃえばあっという間に家に着くわねーねーねー

クロちゃんはたまたま一人でした。

クロちゃんのお店、フードも始めていたんですけど、食べた事ないから、パニーニを頼みました。

めちゃくちゃ美味しいゲラゲラゲラゲラゲラゲララブラブラブラブラブラブ

それでもデブ飯なので、お腹いっぱい。

まだ早い時間なのでお客さんも来ず、クロちゃんは隣に座ってくれました。

「もうさぁ、イライラしてる人と一緒にいるの嫌なの。」

ってウダウダ話してしまいました。

トイレの話をすると、私が悪いって。

それはそう。

紙の話をすると、どっちもどっちって。

「言われたんやったら持って入っとかんと。」

そうだよね、私が悪いのね。

ビール、ビール、テキーラソーダ、ハイボール。

飲んで、気が付くともう子供に晩ご飯をたべさせなきゃいけない時間になってました。



解体さんから着信あり、3回。



無視してお会計して、お弁当買って帰りました。

歩き始めてから解体さんに掛け返しました。

「cookieちゃん、どこにおるん?

びっくりしたよー。

なんで居ないの?」

「もう嫌なの、何でそんなに毎日毎日、時間に追われてるん?

誰にも急かされてるわけじゃ無いのに。

時間が決まってる訳でも無く。

誰も待ってないやん。

怒る人も急かす人も居ないでしょ?

大体、市の査察なんて来ないと思うよ。

そんな張り切った市じゃ無いもの。

お爺ちゃんお婆ちゃんばっかりの平和な市やのに。

通報やったらその時に来てるって。

先に様子見になんて来ーへんよ。

何をそんなにビビって生きてるん?」

「それはそうやな。

でも嫌な予感してしまって、事が起きてから動くんは嫌やねん。

後手に回りたく無いねん。

ここ何日かイライラしてたから、cookieちゃんに嫌な思いさせてんな。

ホンマにごめん。

迎えに行くよ、どこ?」

「もう顔見たく無いねん。

私も考えるし、解体さんも考えて。

もっとしっかりした人探した方が良いんじゃないの?

私じゃ無いねんて。

ちゃんと考えて。」

「なんでそんなん言うんよ。

そんなん言わんといてよ。」

「とにかく今は無理やねん。

放って置いて。

だから原付で行くって言うたのに。

じゃあね。」

電話を切って、黙々と歩きました。

家に帰ると息子が居て、息子の晩ご飯中におしゃべりを。

「別れてん。」

「え!なんで!謝ってきーよ。」

「なんでやねん。

ママやって我慢したよ。

イライラして、八つ当たりされて。」

「なんでよ、良い人やんか!

前の人やったら嫌やったけど、社長は良い人やん。

謝ってきーよ。」

よっぽど島人さんが嫌いらしいゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

「もう顔も見たく無いって言うちゃったし。」

「何それ?喧嘩しただけ?

別れたとか言わんといて。

大体、そんな時こそ支えるのが彼女やんか!

女ってやつはナンタラカンタラブツブツブツ…」

って、2人でTVを見て、私はお風呂に入りました。

解体さんからはもう何も有りません。



別れるかぁ。

とりあえず会いたくなるまで放っておこう。

その時に拒否されたら仕方ない。

仕事探さないと。

とりあえず30万返して…

でもイライラする事続きの時に、私まで喧嘩売って。

解体さん大丈夫かなぁ…

いい歳してキレちゃったなぁ…

って色々考えてると面倒になって、なんだか全然関係無い話をしたいなって思って…




オサレさんに電話をしてしまいました。



久しぶりに聞くオサレさんの声は優しくて。
 
やっぱり良い声してるなぁ。

何かあったとか、喧嘩したとか、会いたくなくなったわけでは無い人。

オサレさん、スマホを水没させたせいで連絡取れなくなった事を悔やんでいました。

オサレさんとは焼肉ばっかり食べに行ってたよね〜って、話してて、梅田に美味しい焼肉屋さんあるよって話してると、ちょっと待ってって。

翌日休みにしてくれて、お昼間に焼肉を食べに行くことになりました。