ん?

コロナの影響で自粛なのかしら?

LINEも?

ってくらい、LINE来なくなりました。

解体さん、オサレゴリさん、シツコイ人は建設業で、今のところそれほど影響は無いそうです。

ゴリさんは金融関係なので、関係無さそうだけど、朝しかLINE無いし。

ネコ好きさんはイベント関係なので、暇なのかと思いきや、コロナの影響で忙しいそうです。

色々雑用が増えるのかも。




ちょいと昔話を。

3年前に付き合ってた、20歳下の子から、着信がありました。

彼が結婚してからは、会っていません。

たまに電話が有るんですけど、それもずっと無視してて。

それでもたまにかかって来ます。

そしてたまに出てしまいます。

本気では無いからか、

「cookie!愛してる!」

って毎回言ってくれます。

「cookie!抱かせろー!」

って。

彼の奥様、私の娘と同じ歳。

奥様にバレたらね、奥様の心臓止まると思うの。

うちの娘の夫の不倫相手が、お母さんくらいの歳の人だったら…

気が狂うと思います。

なので抱かれないし、絶対会いません。





出会ったのは初夏を思わせる春の終わり。

元姑さんに頼まれて買いに行ったタコ焼き屋さん。

松山ケンイチを小さくした様な男の子が先に並んでいました。

私はまだヘヴィスモーカーで、待ってる間にタバコを吸っていると、彼も隣の椅子で吸っていて。

凄く良い天気で、雲一つなくて、真っ青な空を見上げながら、ビール飲みたいって思っていて。

彼の方を見ると、ニコッて。

「ビール飲みたいですね〜」

「あ、飲みに行きますか?」

「車なんですよね〜」

「俺もバイクです。

この後暇なんで、車置いて来ませんか?

後で飲みに行きましょう。」

って、友達みたいに。

なんかリズムが合って、電話番号を教えてくれました。

2時間後に再集合する約束をして、元姑さんにたこ焼きを届けて、家に車を置きに帰りました。

彼、何歳かしら?

若そうだけど…30歳くらい?

家に戻って、平常心を取り戻し、お断りの電話をしようかと思いました。

「あの、先程の者なんですけど。」

「はい、もう家出ましたか?」

「いや、本当に飲みに行くのかな?って思って。」

「えー!来て下さいよ。」

「若いよね?」

「はい、26歳です。」

「えー!私、20歳も年上やねんけど。」

「え?そんなにですか?

大丈夫です。

見た目が全てです。

綺麗です。

綺麗だと思って声かけたんです。

遊んで下さい。」

元夫の浮気相手と同じ歳でした。

元夫は全く相手にされてなかったけど、私は気に入られて声かけられたって、ちょっと気分が良かったんです。


凄く良い天気だったし、ビール飲みたかったのもあります。

凄く誘ってくれるし。
 
行かないなら来てくれるって言ったんですけど、地元に来られるのは困ります。

寂しかったのもあると思います。

ずっとお母さんだったし。



ちょっと化粧を直して会いに行きました。

駅で待ち合わせして、待ち合わせの駅の近くは、昼から飲める店なんて無くて、結局違うたこ焼き屋さんに入りました。

小さなカウンターが有って、お酒の種類も豊富でした。

私はビール、彼はカルピスサワーを飲んでたかな?

夫が出て行って2ヶ月くらい、ちょっと拒食症気味だったので、たこ焼きを摘みながら飲みまくりました。

彼は小さな頃から悪ガキで、彼のヤンチャの話を聞いてると楽しくて。

ずっと笑い転げては飲んでました。

2時間くらいはいたかしら?

「静かな所行こう」

って言うので、お店を出る事に。

お店の大将が

「お兄さん、芸人さん?

こんなに笑わせるなんてプロやなぁ。

彼女さんで良いのかな?

よく笑うええ子やなぁ。」

って、どちらの事も持ち上げてくれました。

ニコニコと否定もせず、全部受け入れる彼。

親子に見えなかった事に、少し気を良くしました。

小さな店なので、話が丸聞こえだったからだと思いますけど…



静かな所ってどこだろ?

まだBARが開いてる様な時間では無いので、静かな居酒屋さんなんてあるかしら?

Google先生に訊こうかな?

検索していると

「何してんの?」

「静かな店を探してるねんけど…」

「静かな所、俺知ってるから。」

彼はタクシーを止めました。

乗り込むと

「運転手さん、一番近いラブホ行って。」

「え?ラブホ行くの?」

「うん、あかん?」

「ラブホやったら、直ぐそこにあるよ、反対方向やけど」

「運転手さん、止めてー!降ります!」

運転手さんにワンメーター分払って、200m程で降りました。

笑いが止まらない私。

「もう!乗る前に言ってやー!」

「だって、静かなお店に連れて行ってくれると思ってんもん。

大体、私とラブホなんて何しに行くんよ。」

「抱きたいねんもん。」

「ええ〜、私が寂しそうやから?

気ぃ使ってくれんで良いよ。」

声かけた責任で抱いてくれようとしてるのかと思いました。

こんな若い子がおばちゃんで勃つなんて思えなかったんです。

「そんなんちゃう。

ホンマに綺麗やから。

喋ったら可愛いし、好きになったから…

ってか、はじめに喋った時から、抱きたかったんやもん。」

本当に、私を抱きたいなんて思うわけないって思ってたんです。

手を繋いで、歩いてホテルに行きました。




結構覚えてるもんですね〜。

長くなったので、続きますあせるあせるあせる