七福神巡り、次のお寺さんは智禅寺。
弁財天様です。
写真撮って良いよって仰って頂きました。
大体のお寺さんは、毎年同じお話を聞く事になります。
七福神様のご利益や教え、日頃の行いについて、お寺の由緒。
毎回違うお話しをして下さるのが、次に行った長林寺です。
神様は福禄寿様。
住職は女性で、素敵なおばあちゃまです。
ずっとお焚き上げされてるそうで、天井の換気口?には、龍が浮き上がっています。
本殿に祀られている仏像は、全てが1000年越えだそうです。
みんなお焚き上げて真っ黒。
七福神のお寺、真言宗だから?結構華やかな感じなのですが、ここは沢山の観音様や仏様が並んでいるのですが、儲かってそう感が一番ありません。
いつも不思議でした。
いつも元気に福禄寿様のお話をして下さるのですが、なんだか今年は違いました。
「今日はよくお越しくださいました。
なぜか檀家は知らん顔なんですよね。
檀家からは1円も入って来ないんです。」
あれ?ぶっちゃけ?
団体さんが帰り、私と解体さんだけになったから気が抜けたのかな?
いつもと様子が違います。
「私は一生ここから離れられないんです。
小さい頃に一度ここの神さんに助けてもらってるから、逃げても連れ戻されるんです。
私の夫は直ぐに此処から神さんに追い出されて、帰って来られんようになってウンタラカンタラ」
お子様授かって直ぐに、ご主人、お寺を出られたそうです。
「残った妹の旦那に継いでもらおうと思ってたんですけど、賽銭持って博打に行くような人でウンタラカンタラ」
ロクスポお勤めもせずに博打に明け暮れて、財産も食い潰して、妹さんと共に違うお寺に移ったそうです。
ほぼ縁は切れているそうです。
次は娘さんのご主人に継いでもらうつもりだったそうなんですけど、酷いDVで、娘さん帰って来たそうです。
今は違うお寺でお勤めなさってるそうです。
とてもスキャンダラス
他の人にもこんなお話だったのかしら?
あまりにスキャンダラスだったのでうろ覚えなんですけど…
ひょっとして解体さんの醸し出す雰囲気で、喋りやすくなって、ぶっちゃけたのでは無いかしら?
「七福神やってる様な、由緒のあるお寺は、どこもなんかしらあるもんです。
やはり仏さんの道は険しい。
すんなり行ってるお寺はどこもありません。」
御住職、ぶっちゃけ過ぎ
後の福禄寿さんの話、覚えていません
元夫と行った時、友達と行った時とは雰囲気が全然違って…
このぶっちゃけは、解体さんの器の大きさのせいでは無いかと思う出来事が、この後、違うお寺で起こりました。
長林寺を出て、車で走っていると、「海鮮丼」の看板が有りました。
なんだか惹かれてUターン。
店の3分の1くらいが生けすでした。
私も解体さんも、海鮮ちらしを頼んだのですが、上に乗った切り身、角が立っていてとても美味しかったです
小鉢のおかずも美味しくて、あら汁も美味しかったです。
本当に解体さんとの食事は外れません。
…私セレクトなんですけど
「ビール飲めたらなぁ🍺」
「夜、美味しいもん食べてお酒飲む?
泊まって帰ろうか?」
「えーそんなん、明日お仕事でしょ?」
「大丈夫やで。
フグか肉食べて温泉入ろう♨️」
えーそんな贅沢
「そんなん出来たら良いねー。」
「え?大丈夫やで、俺出すし。
cookieちゃんさえ良かったら泊まって帰ろう。
部屋に露天風呂付いてるところが良いよね?」
って見せてくれたのは、星王さんと泊まろうとした事件現場。
まだホテルの人覚えてるかも…
「そんな高い所じゃ無くて良いよ
大浴場で良い。」
「ほんまに?」
目を合わせない様にして、食堂を出ました
次に向かったのが覚住寺です。
神様は毘沙門天様。
手作りだそうです。
3年前は息子に買って帰りました。
次に向かったのが万福寺。
ここには呆け封じ観音様もおられます。
ここに
『七福即生七難即滅』
のお札が有り、2年連続で頂いていたのですが、今年は忘れてしまいました
ボケトルヤナイカーイ
まあ1年間で七つの福とか七つの難とか言われると、「ひょっとしたらもっと酷い事有るんじゃないかしら?」とか思って、全然お願い事出来ないんですよね
貧乏性です
お寺を出て歩いていると、
「cookieちゃん、さっきの話やねんけど、宿予約しよう。」
って、ホテルを予約してくれました。