かなり遅くなってしまいましたが。。。

初めての海外赴任を終え、帰国致しました。
帰国してからは、引越・買い物・新プロジェクトと目白押しで、
すっかり日本の生活に慣れてしまいました。
Berlinに住んでいたことが夢のようです。

帰国に伴い、本Blogも一旦終了致します。
ご愛読ありがとうございました。

また、海外へ行く際に、書き綴りたいと思います。


第一部 完



そういえば、以前に検札を受けたと書きました。
http://ameblo.jp/iron-soldier/entry-10463354206.html

結局、1年間で5回も検札に引っ掛かりました。
(勿論、毎回ちゃんと切符買っていました)

うち2回は朝8時の通勤途中に出会い、何人か挙げられていました。


この検札システムの仕組みについてBerlinの友人に聞いてみると、

1) 検札官は、民間人からランダムに毎月選ばれる

- 面が割れて恨みを買ったりすることも

2) 選ばれても拒否可能
- 仕事や家庭の事情がありますしね

3) チェックする時間・路線はペアとなった検察官が自由に選べる

- 検挙よりも、不正の抑止力としての目的を優先

4) 罰金は振込でもOK

- 40ユーロの手持ちがない場合もありますよね

- 検札官が横領しないように(笑

5) Berlinは他の都市に比べて検札頻度が高い

- 貧しいので、切符を買わない人が多い


この検札システム、ドイツにはしっかりと根付いているようで、
LondonやParisのように当面は自動改札にはならないでしょうね。


ベルリンは完全に冬模様です。
噂だと1,000年に一度の寒さだとか。。。
去年も100年に一度とか聞いたので、まゆつばですけどね。


とはいえ、やっぱり寒いです。昨日は体感温度がマイナス20度に達し、
駅~自宅までの2~3分の道のりで相当萎えました。


そして、今朝起きると一面の雪でした。
今もなお降り続いています。積雪20cmを突破しました。

会社の前の道路はある程度除雪されているものの、

Where there is a will, there is a way.


会社の中庭は、こんな感じです。。。

Where there is a will, there is a way.

Where there is a will, there is a way.


ちょっと不思議なのが、ドイツと関係ない & あまり需要がなさそうなものが
たくさん売られていることです。

「ベルギーワッフル」「チェコ・トゥルデルニーク」等・・・
ちょっと旅行すれば食べられますよね。

よっぽど思い入れが強いのでしょうか?
味の濃いドイツ料理の後のデザートを狙い撃ちでしょうか?
利幅が異常に厚いのでしょうか?

謎は深まるばかりです。
ただ、残念ながら(やっぱり)殆ど売れていませんでした。。。

今日の帰りを考えるとさらに萎えます。


この寒さだけは頂けませんが、クリスマスマーケットだけは本当に素晴らしいです。
土産物には興味が湧かないものの、食事はソーセージ、ジャガイモ料理、ホットワイン等、
どれをとっても満足のいくレベルです。(舌が退化?)


Where there is a will, there is a way.


この2ヶ月間、地球を4週ぐらいしました。
世界で戦っている人の辛さをちょっとだけ味わうことが出来ましたが、
こういう生活はあまりしたくないですね。



そんな移動ばかりの日々、誕生日にアメリカからドイツに飛ぶことになりました。


空港のカウンターで
「Happy birthday!」


結構恥ずかしいです。


飛行機の中で
「Happy birthday to you! How about champagne for your present?」


これまた恥ずかしいです。要らないと言ったら、


「Here's a small present for you!」

バラを一輪持ってきてくれました。



「バラは要らないから、ファーストクラスに乗せて下さい」



とは言いませんでしたよ、もちろん。


日本人らしく、丁重に頂きました。


ただ、このバラ、飛行機から降りる頃には完全にへたって、
フランクフルトのゴミ箱行きとなりました。。。ごめんなさい。




すっかり忘れていましたが、北欧諸国最後に訪れたのはHelsinkiです。


街並みも北欧らしく、とても綺麗です。
他の北欧諸国と若干異なるのが、ロシア正教会の色合いが濃いこと、
それからカモメの数が多いことでしょうか。

Where there is a will, there is a way.



例えば、ヘルシンキ大聖堂・フィンランド正教会はその典型例と言えます。
何故だか分かりませんが、こういう様式は妙にそそられます。

Where there is a will, there is a way.
Where there is a will, there is a way.



カモメはともかく異常に多いです。

Where there is a will, there is a way.

「カモメ食堂」が撮影されるだけあります。

ちなみに、「カモメ食堂」の舞台となった食堂は、感じの良い
おばちゃんが切り盛りしていました。

Where there is a will, there is a way.

Where there is a will, there is a way.

また、我々が訪れたときにも、地元客・日本人で賑わっていて、
ついつい「直接・間接的に経済効果はどれくらいあったのだろう?」
と余計な想像をしてしまいます。

ご丁寧にも「地球の歩き方」に「カモメ食堂」のロケ地を巡るという
特集があったぐらいですから、相当な金額でしょうね。

まあ、我々も例外なくそれに乗せられた口ですが(笑