皇居ランする時、
いつも、
歌詞を暗唱しながら走るのだけれど、
ふと、頭が疲れた。
せっかく、桜が満開だから、
母との桜の思い出
を巡らせて、走ることにした。
子どもの頃、毎年、母と、
おいなりさんを作って、
公園の桜の木の下にゴザを敷いて食べた。
おいなりさんが甘くて美味しい。
桜の花びらを髪に飾ったりした。
かわいらしい思い出だ
気持ちよく走り終えて 帰宅すると、
なんと!
「神棚コーナー」から、
メモ用紙が、ひらり落ちてきた
母が最期に病床で書いた
おいなりさんのレシピ!
やだ、お母さん、見てるのかしら?!
冷や汗をかきつつも、心が温かくなる。
怖いけど、怖くない。
母方の家系は、
わりとそういうタイプなのよね。
桜って、不思議な力がある!
あの世とこの世、
媒介してるね、きっと!!
ボーカリストちか
※さくら 森山直太朗