思い出す記憶には…楽しい事もありました


私には五歳離れた兄がいます
私が保育園年長の時
兄は小学五年生でした

兄が夏休みの時は
私の保育園のお迎えを母の代わりに
よく兄がしてくれていました

母のお迎えはいつも遅く
園では最後の一人なんて事が
多かったのですが

兄はいつも早く迎えにきてくれました
お友達にバイバイと見送ってもらえる事
明るいうちに帰れる事
家に帰ってからも 沢山遊べる事
がとても嬉しかったのです

そして
毎日行き来する線路沿いの
ガタゴトの砂利道

毎回恒例のように
兄の乗せてくれる自転車の後ろ
硬いゴツゴツの荷台で
にぃちゃん おしりが痛い〜!!!
どうやったら痛くない???
今日は痛くなかった!?
などと言いながら
楽しくって 嬉しくって
兄のお迎えが大好きだったなぁ〜と

幸せな記憶です

兄にはよくプロレス技や
柔道の背負い投げもされたり
泣かされてもいましたが
幼い頃の私は
木に登る 壁に登る 登り棒大好き
他にも色々…
サルみたいなおてんばガールでしたので
兄とのそんな時間も
それなりに楽しく過ごしていたはず 笑

兄は今も温厚で優しく
帰省すると
息子と遊んでくれます

兄が幸せでありますように…