イランイラン
語はタガログ語由来 (ilang-ilang) であるが香気を意味する語ではなく、「花の中の花」という意味
精油は花を水蒸気蒸留法で抽出して得る。
蒸留液はその出始めから終わりのいずれのものかによって特級、1級、2級、3級の4等級に区分される。
イランイランの主要な香気成分はアントラニル酸メチル、リナロール、ゲラニオール、酢酸ベンジル、安息香酸メチルである。
イランイラン精油はアロマセラピーで用いられ、高血圧を和らげ、心拍数を整える働きがあるといわれる。
また皮脂の分泌を整える作用や収れん作用も持つとされている。
頭皮、毛髪のケアにも用いられる。また精神的には緊張によりる過呼吸や早い心拍数を下げる働き、日常のストレスやイライラを沈める作用があるといわれている。
官能的な高揚感、安心感、受容性を与えるといわれ性欲促進作用も持つともされる。
香水でも、特にオリエンタルノートあるいはフローラルノートのものにイランイランを用いることが多いが、ほとんどのフローラル系、フルーツ系、ウッディ系の香りと調和するため、さまざまにブレンドされる。
(Wikipediaより)