懐かしい気持ちになる時
皆さんは急に不思議な感覚に襲われることはありますか?
空気の匂いや風の暖かさ冷たさに触れた時、ぼーっとしていてなにかを急に思い出した時、それは日常の些細な場面から、懐かしい気持ちになったり、切ない気持ちになったり、昔の友達を思い出したり、家族で行った場所や過ごした日々を思い出したり。友達と公園の遊具で遊んだことや、夏休みに川に行ったこと。おばあちゃんの家に遊びに行ったこと。友達と笑い合った日々。幼稚園で転んだこと。砂遊びをしたこと。暑かった夏休み。寒かった冬休み。そしてその時の感情。それはとても些細なことだけれど、今は思い出すことしかできないけれど、確かにその瞬間はあったのです。でも切ないという感情とは違う、どこか懐かしい感覚です。思い出すと気持ちが温かくなるような。そんな気持ちになることはありますか?
そんな風に過去の思い出を懐かしく温かく感じて、今微笑むことができたなら、それはあなたがその一瞬を楽しんで生きていたから。一生懸命生きていたから、今そう思えるのです。
そして今生きていること。今感じていること。それは瞬く間に思い出になっていきます。過去になっていくのです。今を生きることは過去を生きること。そして未来を生きること。
過去にも未来にも後悔がないように生きるには、今を子供の頃のような気持ちで無邪気に生きることです。子供の頃の思い出が懐かしく思えるのは、無邪気に全力で生きていたから。
子供のような無邪気な気持ちを思い出してこれからを生きてみると、今という過去は、未来には微笑ましい温かい思い出になっているかもしれません。
ありがとうございます。
愛と光溢れる一日を。
IROHA