工藤直子さんの詩はとても可愛らしい。
今日は、工藤直子さんの詩を読んでました。
~だっこ~
風は
いろんなものを
だっこする
風にだかれて
鳥は
空のゆりかごであそび
風にだかれて
花は
葉っぱをまくらにねむる
あ いま
風がひろがった
地球をだっこするのかな
~身の上ばなし~
せんたくものを たたんでいると
台所のあたりから ひそひそ 声がした
流しに寝ころがり アタマふり乱したタマネギが
あなた このはなし
なみだなしじゃ語れませんぜ と
マナイタに寄りかかって すすりあげている
となりに干しシイタケが よりそい
なに わたしの 身もこころも干上がるほどの
苦労にくらべりゃ あなたなんぞ と
はげましてるんだか 自慢してるんだか
そのとき ねむっていたはずのエビが 大声でいった
いやあ きのうつい飲みすぎて この始末さ
うははははははは
せんたくものを たたみ終わり
はなしに加わろうと台所へむかう そして思う
あしたがある
ああ それだけで
とても いいなあ
~てれるぜ かまきりりゅうじ~
もちろん おれは
のはらの たいしょうだぜ
そうとも おれは
くさむらの えいゆうだぜ
しかしなあ
おれだって
あまったれたいときも
あるんだぜ
そんなときはなあ
おんぶしてほしそうな
かっこになっちまってなあ
……
てれるぜ
かまきりりゅうじって名前がユニークやろ?工藤さんらしい。
身の上ばなしの、あしがある ああ それだけで とても いいなあって
ところになんか勇気づけられる。
みんなもこの詩読んで勇気や元気をもらってなあ!!

